最近、学会発表や講演会の企画などで、バイリンガル発達に関する論文を読んだり、他の先生のお話などを聞いて、またバイリンガル育児に関する様々なことを考えていました。
そんな中、我が子はミドルスクール(中学)がスタートして、環境が一変したわけですが、今のところ、なんとかこなしている感じです。ミドルスクールになると、各授業によって教室を移動し、取る授業によってクラスメイトが変わります’。1学年60名〜100名という少人数制の学校ですが、まだ始まって2週間だし、知らない子だらけの中で、やっていくのはけっこう大変なのでは? と思うのですが、本人はいたってマイペースです。
先週から 今週にかけて、Humanities(社会科を中心にした授業)のクラスで、自分の写真を3枚 持ってきて、自己紹介のようなことをする、という課題が出ました。
ただ「自己紹介」の作文を書くのではなく、自分のルーツを「I am from_____ 」に続けて、Poemのように書くというものです。
こういう課題は、娘が最も得意とするもの。もともと「ナンセンス」な言葉の羅列で「詩」(のようなもの)を作って自分で曲を作って歌ったりしているので、どんどん進んでいったそうです。
I am from the loud wathing machine, from pencils and manga.
I am from green mountains.
Hills, nature, it purified your soul like a happy ending.
中略
I am from decorating Children's Day dolls.
from turning on the TV only new year's eve.
中略
On my iCloud, there are thousands of photos.
I am from those moments, some good, some scared.
後略
先生からの指示は
自分のルーツや今までの人生で印象に残っていること、今の自分を形成したものを入れて、ただ読んでもわからないように、他の人に「これはどういう意味なんだろう。」と考えさせるようなものを作って
ということでした。親である私も「これってどういう意味なの?」と聞いてみたくなる 支離滅裂な文の羅列ですが、なんとなくではありますが、自分が何者なのか、どんな文化背景のどんなん家族から生まれたかがわかるように表現していると思いました。
小学校4年生の時には「水彩絵の具と筆を使って、自分を表してみよう」という課題で、まさかの「習字」、しかも日本語で『美人』と書いて提出した娘ですが、こういう自由な発想をいつまでも持ち続けてほしい と思いました。そして2つの文化や価値観を行ったり来たりできるのは、やっぱりバイリンガルならではだと感心しています。
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