先日のバイリンガル子育ての講演会で、たくさんの質問がありましたが、小さいお子さんの言語使用や子育てのリアルな悩みが多かったです。
二言語を同時に習うと混乱するのではないか。
嫌がる子供に無理やり、日本語(あるいは英語)を習わせていいのか。
と心配する親御さんがたくさんいらっしゃいました。
(この写真は『2歳児』で検索したところ、出てきた画像です)
ロサンゼルス地域で、子育てをしているお母さんはとても熱心です。
そして、悩んでいます。
それは、お母さんの多くが、自分の子供の時とまったく違った環境で子育てをしているからです。
もちろん 日本にいても自分が子供の頃と今では、まったく環境が違うのですが、場所、使用言語、教育システムなど、何から何まで違うと、悩みも多くなります。
そして、ロサンゼルスは他の外国の都市に比べて、あらゆる意味で、「子育て方法の選択肢」が多いです。
何語で語りかけるか
何語で教育を受けさせるか
どの地域に住んで、どの小学校(中学校 高校)に通わせるか。
選択肢が多ければ 多いほど 悩みますよね。
私もそうでした。そして今でもそうです。
常に我が子にとって、最高の教育を受けさせてあげたい、と思い続けています。
たしかに2歳くらいで、「どこの幼稚園(プレスクール)に入れたらいいか。」と考え始めることが多く、人気があって なかなか入れないスクールなら、早く決めて早く入れて安心したい、という気持ちもあるでしょう。
でもたとえ、2歳の時に スクール選びに失敗しても、いくらでも取り返しはつきます。
では言語はどうでしょう。
小さい時に、1つの言葉をあきらめてしまったら、もう取り返しはつかないのでしょうか。
そんなことはありません。
大人になってからでも、十分 新しい言語を習うことはできます。
けれど、大人になってからは「自然習得」はできません。
「自然習得」が可能なのは5歳くらいまでです。成長が早い子なら3−4歳で、自然習得に拒否反応を起こしたりします。
「かけ流し」とか「読み聞かせ」とか
何をやったらいいですか?
と聞かれますが、特別に何かをしようとせず、一緒に子供が楽しむDVDを見たり、お外に出て、いろんな言語を話す人に触れ合ったり、そんなことで十分 ここロサンゼルスには、日本語と英語のバイリンガルが育つ土壌があります。
お子さんがある言語を使うのを嫌がるのは、無理強いされているからです。コミュニケーションするために必要だと子供自身がわかったら、自然と使うようになります。「おやつ食べる時だけは日本語」とか「日曜日のTVだけは英語」とかそんな風にしてあげるだけでも嫌がらずにその言語に触れるようになります。
う〜ん、本当に贅沢な環境ですね。
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