先日、「アメリカからお届け」のジャンルで、常にトップのBoiさんが、以下のようなことを書いていました。
日本に帰った帰国子女(オジサン、オバサンも)が常に「何年、海外に住んでいたか。」で判断されてしまう現実。
「〜年、英語圏に住んでいたら、TOEICで〜点 取れて当然。」とか「〜年しか 住んでいないのに 帰国子女とか言うな。」とか。
常に数字がものを言う世界。
もちろん現代の人間社会は、数字なしには成り立たず、貨幣とか、ものの価値はすべて数値化されるわけですが、すべてをそれで片づけられないことは、みんなよ〜くわかっているはず。
それでも、子育てをしていれば、「何歳で何ができる。」「何歳で〜cm、〜kg、〜年生で 英検〜級」など、数字の呪縛に囚われます。
私たち 研究者も「量的研究」(大きいデータを使って統計的に分析する)ことのほうが、いわゆる「質的研究」(ケーススタディのように少人数をじっくり見て分析する)よりも重視される傾向があります。
例えば「バイリンガル習得」でも、一般的に「何歳から、英語を初めて、何年 英語圏に住めば、英語が完璧になるか」というような質問をよく受けます。
ホント、
みんな違って、みんないい
なんですけど、それでは研究成果を発表できないので、なんとかデータを集めて、数値化し、もっともらしく「一般化」を試みます。
けれど、教育者、そして子育てをしている親御さん、そして 何よりもバイリンガル習得をしている本人に強く言いたいことは
どんな言語習得にも個人差があり、間違いもなければ、唯一無二の習得法もありません。
本人はもとより、周りの人は、
あせらず
あきらめず
人と比べず
見守ってあげてほしいと思います。
Boiさんのように軽快な語り口で、さらりと本質を突いてくれるこの記事を、バイリンガル子育てをしているすべての人に読んでもらいたいと思いました。
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