おとといから、アメリカの現地校(英語で教育を受ける学校)の中学に進学した娘。

夏休み中に、6冊の本を読み、その中の1冊の読書感想文を書くという課題がでていました。

 

アメリカの夏休みは学年、または学校が変わる時期なので、宿題が出るということは、ほとんんどありません。

この課題も「宿題」というわけではなく、8月の初めの学校のニュースレターに載っていただけでした。

 

読書好きの娘は、夏休みは もっぱら日本で日本語の本を読んでいたのですが、6冊くらいなら英語で読んだ本をリストして、そのうちの一冊の感想文を書くのは、難なくできます。

 

300−500語の英文の感想文はあっという間にできました。

 

さて、次は 今週末から始まる 日本語補習校の夏休みの宿題、残っているのは「読書感想文」

 

娘は日本に行く前から、「名探偵コナン 紺青の拳」を読んで感想文を書きたいと言い、自分でアマゾンで本を注文していました。

 

その本を手にする前に、日本行きの飛行機の中で、この映画を見られて、娘は大興奮。

おかげで、飛行機酔いもせず、ずっと映画を見ていました。

 

この本は、漢字に読み仮名(ルビ)がついているので、漢字がわからなくても読めるし、先に映画を観たので、話もわかりやすかったようです。

 

とはいえ、大人が読んでもわかりにくい描写があるミステリーを よく読んだと感心しました。好きなものには熱中できる性格が日本語の習得にも役立っているようです。

 

今まで、多くのバイリンガル習得をしているお子さんを見て、「9歳の壁」と言う言葉を痛感しました。だいたい小学校3年生くらいまでは、どちらの言語も同じように習得でき、どちらも楽しく学べるのですが、この時期をすぎると、自分の知的能力と言語能力の歪みから、弱い言語での読書や(学習外での)言語活動が滞ることがあります。

 

私の知り合いでも、わかってはいても、弱い方の言語を頑なに使わなくなるお子さんがいますが、これはだいたい9歳以降に顕著になります。

 

我が子の場合、どちらの言語の習得も遅く、どちらが強いのかもわからない状態が続き、英語環境では「英語が弱いのは日本語で学習しているから」と思われ、日本語は「アメリカにいるのだから、できなくて当然」と思われたおかげ(せい?)で、どちらも「できない」ことへのプレッシャーがなくなったようです。

 

今でも、日本に行くと「日本語はよくわからないけど英語は上手」と言われ、アメリカでは「日本語の漢字を1000も知っているなんてアメージング」と言われ 気をよくしています。

 

肝心の 日本語の読書感想文ですが、タイトルは ズバリ

 

コンクールに選ばれない読書感想文

 

どうせ、この感想文はコンクールには応募できないだろうという諦めの気持ちを前面に押し出した感想文で、娘の感性がよく出た文面だと思います。こういう感想文は、日本だけで教育を受けたら書けないだろうな〜と思いました。

 

 

 

 

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