来週の学会発表を前に、大御所の先生方と最終確認をしているところですが、常に話題になるのが「ニーズ分析」です。
つきつめて言えば
なぜ日本語と英語(これは私たちの研究領域に限っています)のバイリンガルが必要なのか
日本語と英語のバイリンガルに必要なものは何か
ニーズ分析、必要なものを探す作業は、時として「できないことは何か」を探す評価法に行き着いてしまうことがありますが、私たちがしたいのは「あなたは、まだこれができないから、これを勉強しなさい」という教育方法ではなく「これが究極のゴールだから、そこに到達するためには何をする必要があるか」を提示することです。
その必要性を見出すためには、膨大なデータが必要になり、そのデータを収集するためには、ある種の実験をしなくてはいけません。そういう地味な作業を黙々と続けるのが、私たちリサーチャーで、それを分析し、結論へと導く段階で、自分の独りよがりな意見や解釈を付け加えることはするべきではありません。
でもでも、一人の母親として、わがままを言わせていただけるなら、我が子には「両言語を同じように重要視する環境」が一番必要で、そういう環境を提供していけるようにしてあげたいと思います。
何が言いたいかというと、アメリカにいても「日本語ってカッコいいな。日本語でみんなと話したいな。」と思えるようになってほしいという親がいてもいいんじゃないかと。いくらデータ的には「英語を学んでおいたほうが、将来性があり、英語の方が大人になってから習得しにくい言語だから、アメリカに住むんだったら英語重視の方がバランスのとれたバイリンガルになれる可能性が高い」と証明されても、それを実行しなくてもいいと思っています。
今日は 土曜日で、激混みのApple Storeにわざわざ出向いて先日買ったiPhoneのデータを移してきました。
娘が自分のiPhoneで「日本語が使えない」というので、設定の仕方も聞きました。(私の電話はデータを移したら、ちゃんと日本語も使えるようになりました)
テクサポートの人を待っている間、娘にメッセージを送ったら、日本語でちゃんと返事をしてくれて、漢字も正しく変換していて、そんなことだけでも「日本語がこんなにできる12歳はアメリカには少ないんだよ〜。」と言ってあげたら、自信が持てるんじゃないかと思いました。そして、娘が赤ちゃんの頃に、私のiPhoneを使って、訳のわからない文をタイプしたメモが残っていて、それを送ってあげたら「なんじゃ、これ?」という返事。
他にもおもしろ〜いデータがたくさん残っていることを、12歳の娘は知る由もないのですが、いつか見せてあげたいな〜。
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