今日は、我が子の日本語補習校の卒業式でした。

 

先日、小学6年生の国語の教科書の最後にドナルドキーン先生の「かなえられた願い」という随筆が載っていて、それをど〜しても授業で扱ってほしいという記事を書きました。(その記事はこちら

 

我が子のクラスは、最後の日にも通常の授業が3時間ありました。その最初の2時間が国語で、生徒が一人一人短いスピーチをしました。我が子のスピーチについては、後日 書きますが、このスピーチが早く終わりそうなので、時間があまったら、ドナルドキーン先生の「かなえられた願い」を使った特別授業をぜひ、というありがたいオファーがありました。

 

子供達も親も、卒業式の日は、気持ちがうわついていて、自分の子供のスピーチが終わると教室の外でおしゃべりを始める親や、卒業式前の着替えのことで頭がいっぱいの親子など、とても通常の授業ができるような状態ではないので、先生にしても時間調整をしてくれたらいい、くらいの感じだったのだと思います。

 

少しでも 心に残るメッセージが送れたら、という願いを込めて、なぜドナルドキーン先生が日本語を日本文化を大事にしてくれたかをお話ししました。ご本人の生の声(インタビュー)も聞かせたのですが、ちょっと分かりづらかったかもしれません。それでもただ教科書を読むだけよりは、キーン先生のメッセージが子供達に伝わったと感じました。

 

この学校の卒業式は、純日本式でおこなわれます。男女とも 袴姿が多かったです。

そして、拍手は 式の最後までしない、式の間は静かに厳粛におこなうということでしたが、どうしても日本語がわからない保護者が退屈するからか、私語が多く気になりました。日本人の親でも来賓の挨拶中におしゃべりしている人など、子供より大人の方が態度が悪いな〜と思うこともしばしば。確かに自分がまったくわからない言語で1時間半のセレモニーに出なくてはいけなかったら、退屈になると思います。でも自分の子供は、毎週苦労してこの学校に通い、日本語を習得したのだから、親が日本語ができない、というのはその人の問題であり、厳粛な式典でその態度はないだろう、という親がいたのは非常に残念でした。

 

とはいえ、そんな他人事はそれほど気にならず、我が子の成長を心から喜べる素敵な式でした。

 

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