今日は、ロサンゼルス地区の高校生の日本語スピーチコンテストでした。

高校になってから、日本語を「外国語」として、学び始めた生徒(外国語部門)と子供の頃から家庭で日本語を使用している生徒(継承語部門)に参加した高校生18人が、一人4分から5分のスピーチを日本語でしました。

 

外国語部門の生徒さんの中には、小学校からイマージョン教育で日本語で授業を受けてきた人もいましたが、ほとんどがまだ日本語を習い始めて数年です。それでもいろいろなトピックを選び、一生けんめい練習して、スピーチをしていました。

 

中でも、アメリカの銃社会についての発表が心に残りました。難しい話題を一生懸命に日本語に訳し、自分の意見をしっかりと述べていました。

 

現代の高校生にとって、アメリカ各地で起きる 銃による事件は、私たち日本で育った人間が同じ空間にいたとしても感じる危機感とは比べものにならないほど、身近に感じるのでしょう。決して他人事ではない、明日は我が身という感覚は、幸か不幸か、日本で青春時代を過ごした私にはなく、どうしても「銃による犯罪」は、映画の中のことにしか思えないのです。

 

このような、アメリカの高校生が、日本語で自分の話したいことを話すというイベントに参加しないと、現代の高校生が何を考え、何を他人に伝えたいのか、まったくわかりません。

 

それぞれ、考えさせられたり、共感したり、じーんときたり、若い人の熱い気持ちを聞くっていいな〜と心から思いました。

 

それにしても、継承語部門の参加者の日本語力の高いこと。日本にいる日本人と同じかそれ以上の日本語力があり、ふだんは英語で生活しているこの子たちは、想像もつかないほどの努力を重ね、ここまできたんだ、という自信に満ちあふれているようで、スピーチの内容だけでなく、その態度やふるまいにも感動しました。これから少しでもこういうイベントを通して、日本語を大切にしてくれる気持ちが芽生えることを願っています。

 

 

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