私が最初にハワイにプチ留学したのは、1980年代でした。日本経済のバブルの波が押し寄せる直前だったので、その直後のハワイ、または現在のハワイとは全然事情が違いました。

今、考えると本当にずうずうしい話なのですが、私は何の準備もせず、バイト先で知り合った人の知り合いという、ほぼほぼ他人を頼って、ハワイを訪れました。そして2日間、その人のコンドミニアムに泊めてもらって住居探しをしました。もちろんソーシャルセキュリティカードも持っていないし、ハワイに銀行口座もなかった私に部屋を貸してくれたのは優しい日系人のおじさんと日本から来た奥さんでした。

どのようにその部屋を見つけたかというと、ハワイに当時あった日本語の新聞に広告が載っていて、それをほぼほぼ他人の日本人の奥さんが探してくれて、クルマで連れて行ってくれたのです。現在のドンキホーテから歩いてすぐの小さい家の2階に3部屋と小さいキッチン、バスルームがあってその1室を貸してくれるということでした。当時 家賃が月$250くらいだったと思います。それでも$1=250円くらいの時でしたから、東京より高いと思いました。

そこはワイキキにも近く便利でしたが、私が通ったコミュニティカレッジにはバスを乗り継いで行かなくてはいけなくて、クルマがあったら便利なのにな〜といつも思っていました。(そして免許を取り、車を買おうとした話はまた後日)

一緒に住んでいたのは、関西外大ハワイ校(今では閉校になってしまったそうです)に通っていた2人の女の子でした。関西外大の生徒たちはアイランドコロニーというワイキキにあるコンドミニアムに住んでいる子が多く、私のハウスメイトはそこから、割と近かったこの下宿のような貸し部屋に住んで、クルマを持っている友達と一緒にキャンパスに通っていました。ハワイに住んでいる間に何度かワイキキ周辺にあるコンドミニアムの友達を訪ねましたが、部屋の一部を短期滞在でホテルのように貸し出しているところもあり、治安はどうなのか、とちょっと心配になったりしました。

 

それから、数回 観光でハワイに行きましたが、最後に行ったのは3年前です。学会参加で行ったのですが、娘を連れて行ったので、少し長く滞在しました。最後の2日は懐かしい「アイランドコロニー」に泊まってみました。

アイランドコロニーの予約は日本の旅行サイトからしたのですが、最初の部屋がゴミのシューター(上からど〜んとゴミを投げ捨てられる吹き抜けのトンネル上のもの)で、悪臭がひどく娘は具合が悪くなってしまいました。そこで苦情を言うと、最上階のペントハウスに移してくれました。

 

これがその部屋からの景色です。ここは一泊$500以上だと言うことでした。部屋からは自分が借りていた家が見えました(この写真は逆方向ですが)。「あの頃は1ヶ月の家賃が$250だったな〜。」と思い返し、まったくの他人の私のために家を探してくれた日本人の奥さんや優しかった大家さんのことを思い出しました。

 

 

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