前回、90年代後半のバイリンガル教育について書きました。当時のアメリカに移住してきた非英語圏の人にとって「早く英語を習得することが成功の秘訣」と思う風潮は、今も残っていて「ESLのクラスに入らない=勝ち組」「ずっと英語が習得できない=負け組」のように思われることもあります。日本人の家族と話していても「アメリカ生まれでも、親が英語ができないと 小学校に入る時、ESLのクラスに入れられることがあるから、家庭教師を雇ったほうがいいと言われた。」という話を聞くことがあります。

せっかく学校が無料で、英語のクラスを提供してくれても、そのクラスに入りたくないという人も多いようです。

アメリカでは90年代くらいから、盛んにHead Startという言葉が使われるようになりました。これは「早期英才教育」と訳され、早く教育を始めれば、いろいろなことが他の子より早く身につき、クラスで高いランクに入れる、という信念のもとにおこなわれています。

たしかに早いうちに習っておけば、学校に入った時、利点がありますが、幼い頃から学習のプレッシャーを与えられると子供の個性や創造力が損なわれているという研究結果も多くあります。

何歳でどれくらいの言語能力が必要なのか...学校に入学した時点でどこまで、できているべきなのか...これはアメリカだけではなく日本もどんどん前倒しになっている気がします。

 

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