アメリカで子育てをしている方のブログを読むと、お子さんがIEP Individual Education Plan)をもらって、特別なプログラムに入っているという記事を目にします。

 

IEPというのは、通常の学校のプログラムに入っていても、様々な分野で特別な指導が必要な場合に、このプランを立てて特別な指導を受け、プランに書かれている目標が達成されたかどうかを学校区が判断するために必要なものです。

私立の学校の場合、学校ごとで判断をするのですが、公立の学校では学校にいるスペシャリストが学校区と相談して、最終的には学校区がIEPを承認します。

 

プログラムに入る人数やプログラムの種類によって学校の予算が変わってくるので、いろいろと政治的な絡みがあったりします。

 

最終的には、親がそのプログラムに入れて特別な指導を受けるかどうかを決める権利があります。法律上は「全ての子供が平等に学習できる場を無償で提供する」ことが義務付けられているのですが、特別クラスでの指導を親が「辞退」しても、普通クラスで授業を受けてさえいれば、違法にはなりません。ただし正式に診断を受けて作成されたIEPは、特別な事情で再度診断され、結果が変わらない限り、一度診断された結果が変わることはありません。親が学校側の決定を受け入れず、そのプログラムに入れたくない場合、学校とよく話し合わないと、子供の教育義務を放棄したと見なされることもあるので、注意が必要です。

 

これについてはアメリカの教育の特徴でもあるInclusionであとから詳しく書きますが、自分の子供に取って、特別プログラムがいいのか他の子供と一緒にいる方法(Inclusion)がいいのかは、本当に難しい問題なので、お子さんの診断日やIEPのミーティングには、通訳や専門的なことがわかる人に同行してもらって納得するまで話し合うことをおすすめします。

 

 

 

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