3日前に、人気ブロガーBoiさんが私の投稿をリブログしてくださったおかげで、たくさんの方々が私のブログを見てくださっているようで、とてもうれしいです。ありがとうございます。
大学が休みに入ったら、アメリカの教育事情〜特に私が大学院で学んだInclusion, Special Educationと娘が受けてきた教育について書きたいと思っていたのですが、昨日たまたま、娘の保護者面談で、娘の標準テストの結果をもらったので、それを見て思ったことを書いてみます。
我が子は、言葉の発達が遅く、3歳半の時、ロサンゼルス地区の特別教育センターにテストを受けに行きました。(その時の様子を書いたブログはこちら)
そこでIEP(Individual Education Plan)という計画書をもらい、療育を受けました。週に1回近所の小学校に行って、言語療法と行動療法を受けました。娘が通っていた保育所は公立ではなかったので、ロサンゼルス地区の療育専門家が月に2回、娘の様子を見に学校を訪問して、様子をレポートしてくれました。
娘はこのIEPを持っていたため、小学校(といってもこちらではKintdergartenと呼ばれる幼稚園)に入る時、校長先生やスペシャリストと呼ばれる先生と面談をしました。そして公立の学校に行って、IQテストを受けたり、療育専門家と話し合いをしました。
IQテストは、学年別ではなくテストの結果を実際の月齢と照らし合わせて標準値を出し、子供の認知発達度が月齢相応かそうでないかを示すものですが、6歳3ヶ月時にIQテストを受けた時、娘のIQは非常に高い数値でした。
3歳6ヶ月で初めて受けた時は1年以上の遅れがある(知能が2歳半前)という結果だったので、ロサンゼルス地区の特別教育センターが娘の発達に興味をもち、私が勤務する大学の研究機関にリサーチ資料を送ってもいいか、と聞いてきました。ちょうど、娘は大学付属の小学校に入学が決まった後だったので、その旨を伝え、資料の共有に同意しました。
前にも書きましたが、我が子は6歳になってから、Kindergartenに入りました。つまり、1年入学を遅らせたのです。(そのことについて書いたブログはこちら)
そのため、現在11歳の娘は、日本では(早生まれなので)もう小学校6年生、現地校(アメリカの学校)では4年生です。補習校の算数は苦労していましたが、現地校では1年生の時、かけ算がさっと答えられるだけで、「Math genius (数学の天才)」などと言われ喜んでいました。
小柄だし、幼い感じがする我が子は、現在3−4年生が一緒にいるクラスでもまったく違和感がなく、むしろクラスの中でも一番幼い感じがします。アジア人特有の「まじめに勉強する」タイプでもないし、天真爛漫に学校生活を楽しんでいる感じで、今のテストがまったくない学校の雰囲気にとてもなじんでいるようです。
そんな娘も年に1回だけ、標準テストを受けました。これはリサーチ校としては大事なことで、テストのための勉強をさせずに、新しい教育法で教育されている子供達が、標準テストでどんな成績を取るかを知る手立てになります。
私は娘に「このテストは大事なんだよ。できてもできなくても必ず全問 答えなさい。」と念を押しました。(その時の様子を書いたブログはこちら)
前置きが長くなりましたが、その標準テストの結果、娘の算数のPercentile (全国比)が96という結果が出ました。言語(Language)も91でした。これは一体、何を表しているかというと 以下のような仮説が立てられます。
アメリカの初等教育の算数のテスト(特に州の標準テスト)は、日本式の練習問題をこなす勉強法に慣れていて、学年相当より進んだものを先取り学習しているといい成績が取れる。
日本語と英語のように言語距離が遠い2つの言語を習得している子供は、言語を学ぶことに敏感、かつ慎重で、それがテストの点に反映される。
多くの学者が言うように、バイリンガルの子供は認知能力が発達する。
(私はこれをどう〜しても支持したいです!)
これは娘が補習校小学校1年の時の算数のテストです。
なんと−5点でした。答え方を間違っていたのと、形を使って絵を描く問題で、どこに書いていいかわからず、変なところに書いてしまったから減点された結果、0点より低い−5点になりました。
この直後、現地校の幼稚園で娘が描いた下の絵がすごい!とほめられました。
こうやって、娘の「さんすうへの興味と自信」を取りもどせたので、2つのまったく異なる環境(と教育法)で勉強できているのはラッキーだと思います。
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