前回の
バルトリン腺のう胞
の記事が
結構好評でした
そこで
あそこに出来る疾患シリーズ
・・・
やなタイトル
を続けます
今回は
尖圭(せんけい)コンジローマ
について解説
尖圭コンジローマは
あそこに出来る
カリフラワー状のできものです
外陰部周囲や
肛門周り
ひどい時には
膣内や子宮頸部にも出来ます
痛みもなくて
痒みもない
基本的には
あまり症状がないのですが
何より
その見た目から
若い男女にとっては
精神的なショックが大きな病気です
性交渉によって
感染が成立し
イボができています
そう
この病気は
性感染症の一つ
なのです
原因になるのは
HPV(ヒトパピローマウィルス)
そう
子宮頸がんの原因ウィルスと
同じ種類なのです
ただ
昔HPVは
あくまで苗字である
http://hama-sush-jp.pro/kyusan0225/entry-11555759752.html
という解説をしたように
HPVにも色々種類があって
子宮頸がんの原因となる
ハイリスク型HPV
では無く
ローリスク型のHPV
がコンジローマの
原因となります
(主に6・11型)
ただ
やはりローリスクのHPVを持っていると
ハイリスクHPVを
同時に有している事も多いので
子宮頸がんのチェックは
しっかりと行うことが重要です
コンジローマの治療方法
今と昔では
治療方法は大分変わりました
昔と言っても
本の10年ほど前の話です
昔は
イボに対して
-194℃の液体窒素を
何度もこすりつけて
イボを壊死させる方法を
とっていました
いわゆる
イボコロリ
みたいな・・
ただ
イボだけに上手く
当てれば良いのですが
滑って皮膚に当たったりすると
凍傷の様になってしまったり
結構大変なのでした
他にも
ポドフィリン
という
毒ガスの原料として
使われていた化学物質を
イボに塗っていた施設も
多くありました
どちらの方法でも
2−3日ごとに通わなくてはならず
精神的にも時間的にも
結構な苦痛でした
再発することも
結構多いしね・・
さて
現在は
ベセルナクリーム(イミキモド)
という薬剤が発売されていて
コンジローマに対して
非常に高い効果
を発揮しています
この薬剤は
皮膚内の免疫作用を強めて
ウィルスを根本的に
やっつける薬剤で
イボコロリに比べて
根本的な治療となります
ただ
皮膚かぶれを起こすことや
クリームを塗った指を
きちんと洗わないと
HPVが他の場所に
感染してしまうことがあるので
用法・用量・注意事項を
きちんと守ることが大切です
さて
尖圭コンジローマ
もう一つ注意が必要です
妊娠中の対応
妊娠中は
お母さんの免疫力が
低下することがあり
コンジローマが
表面化することがあります
記事の最初に説明したように
お母さん自体は
痛みも痒みもないのですが
赤ちゃんが
産道を通る時に
HPVによる感染がおこり
赤ちゃんの気道に
イボを作ってしまい
呼吸の障害を来すことがあります
若年性再発性呼吸乳頭腫症
という病気で
手術による切除や
気管切開が必要になる
ケースもあります
じゃあ
帝王切開をすれば
産道を通らないから
赤ちゃんにも感染しないはず!
と思うかもしれないですが
実は子宮内感染を
来すこともあって
帝王切開なら
必ず安全!
とも言い切れません
施設ごとの
判断に委ねられるのが
現状です
日本では
4価ワクチン(ガーダシル)
によって
コンジローマの原因となる
HPV6・11型
の予防をすることも可能です
将来のデータに期待ですね
さてさて
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