しばらく間があきました
なんだか色々と忙しい・・


前回はGnRhって何だ?
の話をしました

前回の話を読まないと
なかなか理解出来ない内容なので
是非復習を↓↓
http://hama-sush-jp.pro/kyusan0225/entry-12038826742.html

GnRhっていうのは
脳内の
会長(視床下部)から
社長(脳下垂体)に出される命令で

排卵に関する命令(ホルモン)を
社員(卵巣)に与えなさい!


っていうものです

子宮筋腫や卵巣嚢腫の手術前や
不妊治療等で

「生理を止める為の注射です」


とか

「卵巣を休ませる薬です」


なんて説明されるのが

GnRhアゴニスト(作動薬)

です

リュープリンという薬品名で
1本あたりの値段が
3万円強
(自己負担は約1万円)

3~6回程度注射するのが
一般的です

今回はこのGnRhアゴニストについて
解説します

この薬は、
その不思議な作用機序から

前半は生理の諸症状が重くなる

そして

後半は更年期様症状が出現する

といった
2面性のある副作用を呈します

さて
そもそも
なんでGnRh作動薬
つまりGnRhを増やす事で
生理が止まるのでしょうか??

GnRhアゴニストの作用機序

この注射を打つ事によって
社長に対する命令(GnRh)が
大量に存在する事になります

最初は社長さんも
この命令を受けて
きちんと仕事をします

卵巣に対する命令が
沢山出されるので

最初の数回の注射では
逆に生理が重くなったり
出血が多くなったりします


これがGnRhアゴニストの
前半でおこる
有名な副作用

フレアアップ

です

あくまでGnRhを
大量投与するので
当たり前っちゃ当たり前なのですが

意外に知られていない副作用です

さて、
この注射を何回か打っていると

社長が異変を察知します・・


なんでこんなに
命令が沢山くるんだろう・・



まさか会長が
ご乱心?

まあ真実は
会長から命令が
下されているのでは無くて
体内に無理矢理
打ち込まれているのですが・・

そこで社長は
異常を察知して
GnRhを受け取るポストを
閉めてしまいます

ホルモンの働きについては
以前も沢山説明しました

ホルモンと受容体は
鍵と鍵穴の関係である
↓↓
http://hama-sush-jp.pro/kyusan0225/entry-11213171083.html
避ける事の出来ないホルモンの理解

別のたとえで
ホルモンはダイレクトメール
ポストに入ってくるチラシ
↓↓
http://hama-sush-jp.pro/kyusan0225/entry-11957563919.html
ホルモンの作用方法についておさらい

ホルモンを使った命令系統は
いくらチラシが多くても
ポストが無いと効果は
発揮できません

異常な量のチラシを受け取った
社長はポストを閉める事によって
命令を実行しなくなります

その結果
卵巣に対する命令も
社長から出されなくなり
生理が止まるのです

なかなかややこしい内容ですが
理解できたでしょうか?

まあ端的に言えば

大量の命令が出されすぎて
社長が麻痺してしまった


あっさり・・


状態を注射で作った

という内容になります

だいたい
2~3回目くらいの注射で
生理が止まる様になります

しかし
生理が止まった後は
これまでと全く異なる
副作用を認めます

急激に生理が止まる
=閉経状態になるため

更年期症状

が出現するのです

更年期症状については
こちらの記事を参考
http://hama-sush-jp.pro/kyusan0225/entry-11849621493.html

結構多くの方が
注射による更年期症状に
困るケースが起こります

症状によって
漢方薬やその他の薬を
使用したりするのですが

余りに症状が強すぎる場合は
GnRhアゴニストの注射を
中止したりする事もあります


なんで手術前にわざわざ
こんな注射が必要なのか?

疑問に思うかもしれませんが

この注射を打つ事によって
筋腫が取りやすくなったり
手術の出血が少なくなったりするので
なかなか欠かせないんですよね

ややこしい話なので
まとめを書きます

GnRhアゴニストのまとめ
1)生理が止まるのは2~3回目から
2)最初の注射ではフレアアップが起こる
3)生理が止まった後は更年期症状を認める



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