iPS細胞のお話は
今回で最終回の予定です
私達の細胞を
山中式フリカケで
分化度が低い状態に戻し
色々な細胞に再度分化させる
という素晴らしい技術は
すでに全世界で
一般的な手法になりつつあります
この方法を使えば
例えば
交通事故で、脊椎が壊れ
半身不随になってしまったとしても
神経細胞を作る事で
治療できる可能性がありますし
(神経細胞は今のところ
ほぼ再生しない細胞と考えられています)
あるいは
心筋梗塞で、一部の心臓の細胞が
壊れてしまったときも
iPS細胞から分化させた
心臓細胞を敷き詰めたシートを
心臓にペタッと貼付けるだけで
また心臓が元気になる
はたまた
現代人の大きな悩みである
【ハゲ】も
iPS細胞から、毛髪幹細胞を作る事で
解決できちゃう可能性があるのです
(アー○ネイ○ャーなんかヤバいですね・・)
私達の分野で言えば
iPS細胞から、卵子や精子を作る事ができれば
例えすでに閉経から何十年経っていても
例え睾丸がつぶれてなくなっても
いついかなる時からも
【子孫】を残す事が出来てしまいます。
しかもすでに
iPS細胞から卵子への分化は
マウスでは成功しています
多能性幹細胞から機能的な卵子を作製
年齢を問わず、
性別を問わず、
いつでもどこでも子供を作れる時代は
すぐそこにきているかもしれません
私達は、わずか30年前に
体外で、卵子と精子から
新しい生命を作り出す事に成功し、
その手法が、
人間として倫理的な手法であるかどうか、
非常に大きな議論となりました
(事実、2010年のノーベル賞は
体外受精技術を確立した、
エドワーズ博士が受賞しましたが、
ローマ法王は批判的なコメントをしました)
議論は未だ未解決なまま
現在、また大きな【考えるべき場面】
に直面している様に思いますね
さて、この様な研究が
既に世界中ではじまっていて
いくつも成果が上がっています
まさに、今までの治療は
残った臓器でなんとかやっていく
保存的治療
悪いものは取る
手術療法
リスクをおかして取り替える
移植療法
等が治療の中心でしたが、
まるでサイボーグが
壊れた部分を取り替える
再生医療
という新しい技術の確立が
もう目の前にまで迫っているのです
さて、
これまでは
iPS細胞が、いかに再生医療の
新しい希望になったかをお話したのですが
せっかく、色々解説したので
もうちょっとマニアックな
iPSの希望をお話します
それは
特定の疾患の細胞を
沢山作って、
研究に役立てる事が出来る
という事です
現在、様々な機関が
色々な病気の研究をしていますが
研究をするための材料が必要なのですね
例えば、リウマチだったら
リウマチ患者さんの臓器や細胞
だったり
様々な奇形症や
遺伝的疾患等
産婦人科領域で言ったら
不育症や子宮筋腫等
様々な研究をするには
本当は、特定の疾患を持った人間の細胞
をもとにいろいろな事を調べたいのです
しかし、もちろん人間の臓器や細胞等
そう簡単に手に入れる事はできません
多くは、手術が必要になった時に
患者さんの承諾を得て
切除した臓器の一部を保管させて頂いたり
患者さんが亡くなってしまったときに
生前に本人承諾を得たり、
家族の承諾を得て、保管したり・・
とにかく、人の研究資料は
手に入れる事は非常に難しい訳です
そこでどうするかというと
人の代わりに
動物を利用して
様々な実験を行うのです
今まで分かってきた
様々な遺伝子変異や
環境を変化させて
なるべく研究対象にそった状態の
動物を作り出して
研究にあてるのです
しかし、最終的には
やはり人間では無いので
動物実験で出た結果が
人間には当てはまらなかったり
動物では効果があった薬が
人間には効果が無かったり
予期せぬ副作用があらわれたりしていました
そこで、ここでも
iPS細胞なのです
特定の疾患の患者さんから
細胞を取り出して
iPS細胞を作り出す
(ちなみに取り出す細胞は
口腔内の細胞で全然OKなので
痛くもかゆくもない)
さらに
iPS細胞を様々な臓器の細胞に
再度分化させる
この方法で
ある疾患の特定臓器細胞が
山ほどできてしまうのです
このブログの読者さん達には
おそらく、
「へえー、凄いな」
くらいのインパクトかも知れないですが
世界中の研究者達にとっては
泣いて喜び、踊りだしたくなるくらい
夢のあるお話なのです
このiPS細胞の発明によって
再生医療の部分だけでなく
世界中のあらゆる研究スピードが
もの凄い加速する可能性を秘めているのです
あたらめて考えると
凄いなiPS細胞
そして
日本の研究者が
コレを開発した
というのは、
もの凄い誇りなのです
しばらく解説してきた
iPS細胞シリーズ
これで一旦お開きです
次回からは
妊娠関連の話でも
していこうかな??
今回で最終回の予定です
私達の細胞を
山中式フリカケで
分化度が低い状態に戻し
色々な細胞に再度分化させる
という素晴らしい技術は
すでに全世界で
一般的な手法になりつつあります
この方法を使えば
例えば
交通事故で、脊椎が壊れ
半身不随になってしまったとしても
神経細胞を作る事で
治療できる可能性がありますし
(神経細胞は今のところ
ほぼ再生しない細胞と考えられています)
あるいは
心筋梗塞で、一部の心臓の細胞が
壊れてしまったときも
iPS細胞から分化させた
心臓細胞を敷き詰めたシートを
心臓にペタッと貼付けるだけで
また心臓が元気になる
はたまた
現代人の大きな悩みである
【ハゲ】も
iPS細胞から、毛髪幹細胞を作る事で
解決できちゃう可能性があるのです
(アー○ネイ○ャーなんかヤバいですね・・)
私達の分野で言えば
iPS細胞から、卵子や精子を作る事ができれば
例えすでに閉経から何十年経っていても
例え睾丸がつぶれてなくなっても
いついかなる時からも
【子孫】を残す事が出来てしまいます。
しかもすでに
iPS細胞から卵子への分化は
マウスでは成功しています
多能性幹細胞から機能的な卵子を作製
年齢を問わず、
性別を問わず、
いつでもどこでも子供を作れる時代は
すぐそこにきているかもしれません
私達は、わずか30年前に
体外で、卵子と精子から
新しい生命を作り出す事に成功し、
その手法が、
人間として倫理的な手法であるかどうか、
非常に大きな議論となりました
(事実、2010年のノーベル賞は
体外受精技術を確立した、
エドワーズ博士が受賞しましたが、
ローマ法王は批判的なコメントをしました)
議論は未だ未解決なまま
現在、また大きな【考えるべき場面】
に直面している様に思いますね
さて、この様な研究が
既に世界中ではじまっていて
いくつも成果が上がっています
まさに、今までの治療は
残った臓器でなんとかやっていく
保存的治療
悪いものは取る
手術療法
リスクをおかして取り替える
移植療法
等が治療の中心でしたが、
まるでサイボーグが
壊れた部分を取り替える
再生医療
という新しい技術の確立が
もう目の前にまで迫っているのです
さて、
これまでは
iPS細胞が、いかに再生医療の
新しい希望になったかをお話したのですが
せっかく、色々解説したので
もうちょっとマニアックな
iPSの希望をお話します
それは
特定の疾患の細胞を
沢山作って、
研究に役立てる事が出来る
という事です
現在、様々な機関が
色々な病気の研究をしていますが
研究をするための材料が必要なのですね
例えば、リウマチだったら
リウマチ患者さんの臓器や細胞
だったり
様々な奇形症や
遺伝的疾患等
産婦人科領域で言ったら
不育症や子宮筋腫等
様々な研究をするには
本当は、特定の疾患を持った人間の細胞
をもとにいろいろな事を調べたいのです
しかし、もちろん人間の臓器や細胞等
そう簡単に手に入れる事はできません
多くは、手術が必要になった時に
患者さんの承諾を得て
切除した臓器の一部を保管させて頂いたり
患者さんが亡くなってしまったときに
生前に本人承諾を得たり、
家族の承諾を得て、保管したり・・
とにかく、人の研究資料は
手に入れる事は非常に難しい訳です
そこでどうするかというと
人の代わりに
動物を利用して
様々な実験を行うのです
今まで分かってきた
様々な遺伝子変異や
環境を変化させて
なるべく研究対象にそった状態の
動物を作り出して
研究にあてるのです
しかし、最終的には
やはり人間では無いので
動物実験で出た結果が
人間には当てはまらなかったり
動物では効果があった薬が
人間には効果が無かったり
予期せぬ副作用があらわれたりしていました
そこで、ここでも
iPS細胞なのです
特定の疾患の患者さんから
細胞を取り出して
iPS細胞を作り出す
(ちなみに取り出す細胞は
口腔内の細胞で全然OKなので
痛くもかゆくもない)
さらに
iPS細胞を様々な臓器の細胞に
再度分化させる
この方法で
ある疾患の特定臓器細胞が
山ほどできてしまうのです
このブログの読者さん達には
おそらく、
「へえー、凄いな」
くらいのインパクトかも知れないですが
世界中の研究者達にとっては
泣いて喜び、踊りだしたくなるくらい
夢のあるお話なのです
このiPS細胞の発明によって
再生医療の部分だけでなく
世界中のあらゆる研究スピードが
もの凄い加速する可能性を秘めているのです
あたらめて考えると
凄いなiPS細胞
そして
日本の研究者が
コレを開発した
というのは、
もの凄い誇りなのです
しばらく解説してきた
iPS細胞シリーズ
これで一旦お開きです
次回からは
妊娠関連の話でも
していこうかな??
