今度は秋を通り越して
夏にまでさかのぼりますが…
去年の夏のある日に
下書きに書き散らしたものです。
そのままになっていたのですが、
これもアップしたくなりました。
私事で恐縮ですが
以下、ほぼその日の下書きのままを載せます。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
先日、ようやく
娘の部活が終わりになりました。
西の方であったコンクールが
最後の舞台、
最後の演奏の場となりました。
使っていた楽器は学校のもの。
その日持ち帰って以来、家に置いていたのを、
今日おひろめされる
下級生だけの演奏を聴きにいくついでに
学校に返却しに行きました。
受験勉強に必死の毎日ですが、
出かける前に ふいに
ちょっとでも弾きたいな
と言い出し。
だって、今日で(この楽器とも)
お別れなんだよ~~、と。
制服に着替えてから、
演奏しているところを写真に撮って
と言う娘。
そうか、今日でこの楽器とも
お別れなんだなあ。
感慨深く写真に収めました。
弾くのが久しぶりすぎて、
チューニングがでたらめすぎる~
不協和音にもほどがある~~
と笑いながら調弦。
何を弾くのかな、
コンクールで弾いた曲かな
と思っていたのですが、
最初に奏でたのはなんと
校歌でした。
定期演奏会の最初や
入学希望者への説明会で
必ず披露してきた校歌。
最初に習ったまともな楽曲です。
それがやっぱり根っこにあるんだな。
微笑ましいというか何というか
聴いていて
しみじみしてしまいました。
それから
高1の時のコンクールで弾いた曲、
先日のコンクールで弾いた曲を
順に奏でてからケースにしまい
ケースを肩から提げた姿も
写真に撮らせて(笑)
出かけていきました。
私も ケースをハグして
今までありがとね~と言って
送り出しました。
いろいろなパートを経験したあと
高1からはずっと相棒だった楽器。
お別れの日はそんなふうでした。
部長という役がついてからは
単純に弾くのを楽しむ
というのとは程遠くなって
マネージャーのような
事務方の雑事に奔走した日々でした。
流した涙も数知れず。
コンクールの日。
演奏が終わると写真撮影があるので
その場に駆けつけようとして、
舞台から降りてきた娘たちにばったり。
「おつかれさん」というと
娘はわっと泣きだした。
言葉にならないたくさんの感情が
涙になってあふれたのでしょうか。
中高6年間の
長かった日々を思いました。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
コンクールで聴いた最後の演奏にも
胸が熱くなりましたが、
それとはまた別に、
楽器とお別れの日に
愛おしそうにそれを弾いていた姿が
なぜか強く心に残っています。
むしろあの姿にこそ
部活にかけてきた思いや愛情が
あらわれていたようでした。
というわけで、
あの夏の昼下がりは
忘れがたいひとこまです。
ちょっと感傷的だったかな。
お恥ずかしいですが、
私にはすごくいい時間だったので
今さらだけど
記事にして残しておきたいな
と思いました。