アラシゴトは、お預け状態が続いてる。
なので、自己満な夏休み日記を。
華麗にスルーしてくださいませ。
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先日、帰省するついでに
何十年ぶりかで(!)
静岡県立美術館を
訪れてきました。
(美術館HPより)
ちょっとのぼった小高い丘の先の
静かな一角にある美術館です。
夏の企画展「アニマルワールド」で
若冲の屏風絵が展示されているのを知り
それがどうしても見てみたかったのでした。
「樹花鳥獣図屏風」というんですが。
全景を映そうとすると、こんなになっちゃうんだけど
それぞれが縦約140cm、横350cmほどもある大作です。
よく似た屏風絵がもう一点あり、
カリフォルニアの個人が所有していて
NHKの「若冲ミラクルワールド」では
そちらが紹介されていました。
大野さんは番組内で
それに遭遇したんだったかな……
と思って検索したら↓こんな画像があったので
やっぱり見てるんですね。
これ見て、どんな感想を漏らしたんだったか……。
この絵は俗に「枡目描き」といわれる描法で
描かれています。
全体に1センチ四方くらいの方眼を書き
そのひとつひとつに色を塗っていく、というもの。
単色ではなく、ひと枡ごとに何色かを重ね塗り。
ですので、少し近づいてみると
ひと枡ひと枡、不思議な立体感があります。
まるで小さなモザイクタイルをはめ込んだよう。
そして、主に明度の低めな濃い色合いで
隅々までが賑やかに彩られている。
いわゆる「屏風絵」とはもうまるで違う。
感覚がすごくモダンでポップなんです。
驚きました。
とても18世紀の人の発想とは思えなくて。
妙に惹かれて、ずっと見てたら
大野さん、これ好きだろうな~って思えてきた。
このポップな感覚といい、
そんなめんどくさいことを好む(笑)あたりといい。
何百年の時を超えて
アーティストの魂が呼び合うみたいに
惹かれたんじゃないかなって。
ピンときたんだろうな、というか。
全く同じものではないけれど
若冲の実物を見て、そんな風に
勝手な思いをめぐらすのは
とっても心浮き立つひとときでした。
以前Lさんがロケ地巡りの素敵な記事で
ご紹介くださいましたが
ここにはロダン館という別館があって
数十点の彫刻が収められており
有名な「考える人」、そして
「地獄の門」も収蔵しています。
フットボール型の館内は天井が高く
スキップフロアになっていて
建物自体もとても素敵です。
実際には、陽光がふんだんに注いでいて
おどろおどろしい感じは薄いのですが。
6メートル超もあるこの門
目の前にすると圧巻ですが
その足元の床には
ダンテによる『神曲』地獄篇の翻訳が
何種類か記されていて
地獄の門が
「この門をくぐるものは一切の希望を捨てよ」
と言い放っている。それを読んだら
一切の希望を捨てて、この門をくぐってしまった
成瀬領の 心の闇とか 悲しみとか
この明るさの中でも
やっぱりちらっと脳裏をかすめました。
実際に目で見て感じるものって
確かにあるんだなあ。
子どもみたいな感想だけど。
……当時のプラスアクトミニに
ここでのロケの様子がちょっと
紹介されていて
↓こんなオフショットがあったので
おまけに載せておきます。
「すごいね」なんて言いながら
写メを撮ったりしてたそうです。
劇中ではジャケットを脱ぐことがあまりなかったような。
なのでこのシャツ姿、ちょっと新鮮。
ああ、やっぱり背中が♡ (笑)
さて、この企画展では
小品ですが、ほかにも
何点か若冲の作品が
展示されています。
お近くの方がいらしたら
屏風絵、お勧めします ^^
9月7日まで開催とのことです。









