胎蔵界曼陀羅(たいぞうかいまんだら)は、正しくは「胎蔵生(しょう)曼陀羅」といい、宇宙の「理」を表現されたものとされています。
中央に大日如来と中台八葉の諸仏をいただき、外へ展開していくかのような諸尊の配列は、一切諸尊がことごとく大日如来の応現(おうげん)であることを示しています。
ことに外(げ)金剛部には、異教の神々であった天部の諸尊、二十八宿や十二宮のような星宿、はては荼吉尼(だきに)天や毘那夜迦(びなやか)のような鬼神までもが席を連ねています。
「胎蔵」とはとりもなさず、このような鬼畜のようなものまでが大日如来を蔵し、また蔵されていることを示しています。
大日如来は中台の中尊ということにとどまらず、曼陀羅全体が、即、大日如来であります。
### 参考資料 ###
### おまけ ###