16~7年ほど前から病になり、入退院と手術を数え切れない程繰り返し、その度「危ない」と言われながらも回復して来た。そんな命の火が先週の土曜日に消えた。満80。自分の親が亡くなった歳を思えば天寿を全うしただろう。色々な病に苦しんだ。それももう無くなり楽になったと思うよ。「お疲れ様でした。楽になって良かったね。あなたの娘である事を誇りに思います。」職人だったのもあり、非常に厳しかったが、それ以上に優しさを持った人だった。見た目は色黒でアラブ系の顔立ちで怖そうだが、どこの子供とも遊ぶフレンドリーな人だったよね。面倒見の良い、子煩悩な人だった。最期は家族にも会えず一人で逝ってしまった事だけが心残りです…「人は皆一人で生まれて一人で死んで行く」と言うがそれは違うよね…「人」と言う字は「1」と「1」が支え合って出来た字。家族は側に居なかったがあなたの病を看てくれた人達が居てくれた。それだけでも「有難い」そしてあなたの介護に十年以上自分の人生を費やした家族に感謝と礼を言うよ。彼女達には未だ未だやらなきゃならない事が山程ある。それを陰で支えて行くのが嫁に出た娘(姉妹)の役目だ。だから悲しんでは居られない「他人事」の様に淡々した姿で居なければだ。
