エジプト旅行記③馬車に乗りましたが | Erikoの日記 in トルコ

Erikoの日記 in トルコ

2002年、初のトルコ旅行で、トルコにハマりました。
公務員を辞め、ベリーダンサーになったり、いろいろありましたが、2010年から夢が叶ってトルコ在住。
トルコ人の夫と、3人の娘たち(12歳かれん、9歳せらん、7歳まりん)と暮らしています。

 ホテルに着いて、チェックインを済ませた後、旅行プランについて、情報収集することにしました。
 
 ガイドブックによると、ピラミッドエリアのクローズは、18時。
 それなら、今から見に行こうという、私のプラン。
 
 ホテル内の、タクシー会社(?)の男性によると、ピラミッドエリアは、17:30に閉まるとのこと。
 ピラミッドエリアの入り口までの送迎を、50ポンド(800円)でやるけど、どう?と言われました。
 
 たった1kmの距離の往復で、それは高すぎるんじゃないの?と、ミュヘンディス君が言うと、「あなたたちを、ゲートで2時間くらい待つから」と。
 たった1kmの距離なんだから、ゲートで待たなくても結構ですと言ったら、値段が下がりましたが、それでも、歩いていけるんじゃない?という思いがあり、「考えてみる」と言って、離れました。
 
 とりあえず、ピラミッド方面に向かって、歩いて散歩してみることにしたのです。
 
 外は暑いけど、それでも、名古屋の湿気の多い暑さの方が、しんどいくらい。
 
 
 歩き始めると、「タクシー?」という、客引きの連続。
 無視して進むと、ピラミッド周辺で、「馬車、どう?」という、客引きが始まったのです。
 子どもも、大人も、客引き、頑張る。
 
 ミュヘンディス君が、トルコ人だと言うと、「ムスリムなら、安くする。ピラミッドの入り口まで行って、写真を撮って、その後は、ホテルまで送る。それで、50ポンド!」
 
 「50なら、どう?」と、ミュヘンディス君に聞かれて、私もいいんじゃないかと思ってしまい、馬車に乗ったのです・・・。
 ここで、彼らの“ボス”が現れて、そのボスに、50ポンドを渡したのです。
 
 
 馬車からの風景を動画でどうぞ。
 
 パンを焼いているお店があったり、カイロの皆様の生活の様子が見れたりして、これはこれで、楽しかったのですが、この馬車のにーちゃんが、通行人に声をかけて話をするたびに、私たちって、カモと思われているのかしら・・・という、不安がよぎりました。
 
イメージ 1
 
 このにーちゃん、「私は、ムスリムだから、女性に触れてはいけない。あなたたち、場所を変わってもらえる?」と言いました。
 私の足が、このにーちゃんに触れていたのです。この時は、ふ~んと思って、ミュヘンディス君と場所を代わりましたが・・・。
 
 
 ここ、ピラミッドエリアへの入り口となるゲートからの写真。 
イメージ 2
 馬やロバに乗っている人、そして歩いている人たちが見えました。
 今まで、テレビで見ていたものが、目の前に。
 
 
 さ、「これで、目的達成したから、ホテルまで送って」と言ったら、にーちゃんてば、
 「いとこの結婚パーティーがあるから来て」 これを断ると
 「近くにパピルス工場があるから、行かない?」 さらに断ると「2分だけ!たったの2分!!」としつこい。
 それでも、断ると、ふてくされた感じで、馬車を進めました。
 
 
 私たちには、全く分からない、路地。
 この後、右方向に曲がりました。
イメージ 3
 
 
 全く人気のない、家のない路地に入ったところで、にーちゃんが、「どう?気に入った?ハッピーになった?」というで、ここまではハッピーだった私たちは「ハッピーです。ありがとう」と、まさに、カモ発言。
 
 すると、にーちゃんは、「あなたたちがハッピーなら、いい。・・・それなら、いくら払える?」と言い出したのです
 
 「はぁ?さっき50ポンド払ったでしょ?それ以上は、払わない!」と言ったら、「ここに、ビックボスがいる。彼に、$30払え」と言うんです。しかも、馬車を止めて。
 
 「欧米人だったら、$100払ってもらうところだけど、あなたはムスリムだから、$30でいい」
 
 こんなことまで、言いました。
 
 がっかりムスリム発見。
 私の足に、ちょっと背中が触れただけで、「罪だから」と言ったくせに、脅しは、罪じゃないのでしょうか?
 脅迫行為としか、思えないようなこの言動。
 
 
 その場所は、馬小屋の手前。
 20頭以上の馬が、休憩する場所のようで、数人の地元民男性と、働く子どもたちがいました。
 
 
 この時の、恐ろしかったこと
 彼らの仲間以外には、人気がない上に、どこだか、全く分からない路地ですから・・・。
 
 
 私は、叫ぼうか、何を言おうか、頭の中で、考えまくりでした。
 “写真を撮ったから、インターネットに書いてやる!”  この時点で、決意
 
 
 それでも、恐怖の中、「払わない」と、ミュヘンディス君が言い続けたら、にーちゃんはしぶしぶ、馬車を発進。
 馬小屋を超えると、私は、知っている大通りに来た事を、すぐに確認できました。
 
 この時の、安心感と言ったら・・・神様~と、叫びたいくらいでした。
 
 
 大通りに来たら、ホテルまで送ると言っていたのは、どこへやら。
 「ここで、下りて」と言われました。
 これ以上、この変な人と付き合いたくもないので、もちろん、下りました。
 
 ミュヘンディス君は、それでも、にーちゃんに、バフシシ(チップ)20ポンドを渡そうとすると、「そんな金、要らない!$30!」
 ミュヘンディス君は、「受け取れ!」と言って、20ポンドを押し付けて、私たちはホテルに向かって、歩き出しました。
 
 
 振り返ると、このにーちゃん、私たちの後をつけてきました。
 なんなのーーーーー
 
 
 大通りを横断したくても、交通量が多くて、なかなか渡れない私たちをみて、年配っぽいポリス(?)が車を止めて、私たちを誘導してくれました。
 
 この方ですら、後でお金を要求されるのでは?と疑ってしまった、私。
 ちょっと進んで、離れてから、振り返ってお礼を言いました。
 
 今、考えてみると、今回出会った、いい人2人のうちの、お一人がこの方です。
 
 
 皆様、ピラミッド周辺の馬車に乗ると、こういうこともあるようです。
 ご注意ください。
 全員が、こうではないと思うのですが・・・。