認知症グループホームで働く
介護福祉士の純です![]()
実家の母は認知症
母の通う
デイサービスから電話がきた
折り返しかけても繋がらないので
実家に電話し
父に様子を聞いた。
。。。
実家に電話をして
母親が電話を取らなくなったのは
いつ頃からだろうか。
昔電話をかけると
必ず母がでて
母はとても優しい声で
「はい。○○でございます」
と、電話に出ていた
。。。
父曰く
やはり
流行りのあやつが
やってきたとのことだった
(その後デイサービスとも繋がった)
それは置いておいて
話題は母のことに
父
「お母さんが
デイサービスいったからか
疲れちゃって怒ってるんだよ。
デイサービスから帰ってきて
風呂入ってパジャマ着たのに
お父さんが買い物行っている間に
洋服着替えて
出ていことしててさ。
困っちゃうよ」
うんうん
そうだよね
父が困ることもよーくわかる
歩ける認知症の方が
一番大変だから
(介護者からしたら)
父は優しいんだけど
表現が不器用
母の気持ちはわかるけど
その表現方法がわからない
昭和のお父さん
父
「あ、お母さんに代わろうか
ほれ、お母さん
純ちゃんだよ」
電話の向こうで
何やら母の声が聞こえ
電話口にでた
母
声がこわばっている
「あっえっ純ちゃん。。。。。
私も頑張ってやろうとしているのに
なんだかわかんなくて
やろうとしているのに。。
わたしも。。。」
シクシク泣き出し
悲しさと悔しさを
一生懸命伝えてくれた
母
「もう嫌になっちゃって
川に飛び込もうかと思っちゃって
頑張ってやろうとしてるのに。。。」
父の話だと
大切な書類を
母が自分なりに整理をしようとして
父が
お母さんはやらなくていいよ。
と、言ったことが
原因らしい
たしかに
キャッシュカード紛失事件もあったし
(見つかりました)
記憶がなくなってしまう病気
書類をしまったことを忘れてしまうから
父としては
触ってほしくないだろう
しかし
母は認知症になる前まで
家の家計を管理していた
大事な書類も
自分がやってきた自負がある
やってきたことを否定された気持ちに
なったのかもしれない
母はシクシク泣きながらも
気丈に振る舞い
「わけわかんなくなっちゃって
申し訳ないけど
また遊びに来てくださいね」
と、締めくくった
母の悲しさ
わからなくなることの
寂しさ
苦しさ
辛さ
ひしひしと伝わってきた
父も悲しい
母も悲しい
悲しみの向こう側には
何があるのだろうか
(詩人的に締めくくってみた)

