人の幸せって、どこからくるのか…
これが最大の関心事だという1人の医師の物語
京都に住んだことがある私にとって
小説の中にたくさん出てくる地名やお菓子の名前のひとつひとつが鮮明に蘇る。
終盤の「おおきに、先生」という言葉から
温かいものが込み上げてくるそして、私の涙へとなりました。
目の前の人が困っている時
“当たり前”のことをすることが当たり前だって
学校ではそう教わってきた気がします。
医師であれば病気を治すこと。
では、不治の病となってしまった人はどうなるの??
その人自身、それが欲しいものだとは限らないのに。
きっと多くの人が本当に欲しいものは
自分で気づいてなかったとしても
同じものかもしれない
「暗闇で凍える隣人に、外套をかけてあげること」
何者でもない私だけれど
私にもできるんじゃないかな?
子どもにも大人にも
性別も関係なくて
もちろん人以外の動物にだって
読み終えた後には胸の中に温かな光が生まれる
そんなお話でした。
そして初めて聞いた“哲学者スピノザ”が気になる…
