高山 真さんと言う方の小説『エゴイスト』を読みました。今年の2月に、鈴木亮平くんと宮沢氷魚くん主演で封切られた映画の原作です。高山真さんという方も知らなかったし、映画も封切られたのは知っていて、ちょっと気にはなっていたものの結局観ませんでしたが、いつもコンサートや芝居を一緒に観に行く幼馴染みが宮沢氷魚くんのファンで、原作を読んでから映画を観に行ったんですが、「映画も良かったけど、原作が良かったから読んでみ!」と貸してくれたので読んでみることにした訳です。

映画化されたことで、表紙は2枚かけになっていて、従来のもの上に映画のポスターを印刷したものが被さっていました。

 

*表紙の写真は2枚共、ネットからお借りしました。
 

この本は発売元の小学館のHPで以下のように概要とあらすじが紹介されています。

 

  概要

『こんなオトコの子の落としかた、アナタ知らなかったでしょ』(飛鳥新社)でデビュー、『羽生結弦は助走をしない』(集英社)で一躍有名になったエッセイスト、高山真。様々なテーマを愛と毒のある切り口で、時に笑い、時に人生哲学に昇華させる彼の名コラムの奥には、哀しくも幸福なひとつの物語が存在した。2012年に小説家、浅田マコト名義で発売された「エゴイスト」には、彼の生い立ち、運命の人との出会い、そして別れがー2020年没後から1年、鮮烈な愛のかたちを描いた本作を高山真名義で復刊。

 

2023年初春、本作品の映画化が決定。出演は鈴木亮平、宮沢氷魚。文庫版には鈴木亮平の特別寄稿を収録。

 

 

  あらすじ

「母が死んで、『死にたい』と思っていた僕の何かは死んだ」。14歳で母を亡くした浩輔は、同性愛者である本当の自分の姿を押し殺しながら過ごした思春期を経て、しがらみのない東京で開放感に満ちた日々を送っていた。30代半ばにさしかかったある日、癌に冒された母と寄り添って暮らすパーソナルトレーナー、龍太と出会う。彼らとの満たされた日々に、失われた実母への想いを重ねる浩輔。しかし、そこには残酷な運命が待っていた・・・。

龍太と母を救いたいという浩輔の思いは、彼らを傷つけ、追いつめていたのか? 僕たちは、出会わなければよかったのか? 愛とは、自らを救うためのエゴだったのか? 浩輔の心を後悔の津波が襲う。人は誰のために愛するのか。賛否両論渦巻く、愛のカタチ。

 

主人公の浩輔と龍太の愛情、それぞれの母親に対する深い愛情が描かれた作品!!

上記のあらすじの最後に「賛否渦巻く、愛のカタチ」と記載されています。

今でこそLGBTもかなり認知されつつあるし、僕も偏見などないと言い切れますが、作者の高山さんが浅田マコト名義で今から10年以上前に自伝的な小説として執筆された時に、この作品を読んでいたら、果たして、賛成と言えたかどうかはわからないなとも思いますが、今は完全に賛成びっくりマーク

心揺さぶられる内容でした。

 

まだ、LGBTに対する根強い偏見があるのも事実なためか少なくとも京都ではシネコンでの上映はなくミニシアターでしか上映されていないのは残念ですショボーン

映画も良かったと聞いているので、僕はPrimeで見れるようになったら視聴しようと思います。

 

さて、今夜はこちら。

日本センチュリー響の今シーズンの定期演奏会、幕開けです。