昨日は、ヴァイオリンの諏訪内晶子さんとピアノのニコラ・アンゲリッシュさんのデュオ・リサイタルを聴きに、日曜に続き、シンフォニーホールに行ってきました。

僕が諏訪内さんの生演奏を聴くのは、今回で3度目。

 

最初が2016年11月、京都コンサートホールでのブロムシュテット翁指揮・バンベルグ響とのベートーヴェン・ヴァイオリン協奏曲。

2回目が、2017年7月、びわ湖ホールでのボリス・ベレゾフスキーさんとのDUO。

プログラムは、

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 op.24「春」
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
プロコフィエフ:5つのメロディ
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調

でした。

この時は、撮影禁止のサイン会があって諏訪内さんのサイン(右が諏訪内さん)もいただきました。

 

いづれも、ブログを始める前の公演だったので、今回は久しぶり。

CDなどの音源では聴いていましたが、生での演奏は漠然と良かったとの印象に薄れてきていました。

3/7には、堺にワシントン・ナショナル響とのコンサートもあるようですが、僕はコバケンと大フィルとチャイコに行くので、そちらは残念ながら見送りになるため、今回のリサイタルは猶更、楽しみにしていました。

 

今回のプログラムは、オールヴェートーベン。

 

出演

[ヴァイオリン]諏訪内晶子
[ピアノ]ニコラ・アンゲリッシュ

 

プログラム

前半

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 へ長調「春」op.24
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 op.30-2

後半
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調「クロイツェル」op.47

 

諏訪内さんは、スパンコールのついた青のドレス姿で容姿も相変わらず、美しい!!

最初の第5番「春」は誰もがそのメロディを聴いたことがあるのではないかと思う有名曲で、前回のびわ湖ホールでも演奏されています。

正に、タイトル通り、「春」を思わせる明るく爽やかな曲で、暖冬でもうすぐ春が来そうな今の時期にぴったり。

諏訪内さんのヴァイオリンの音色は、ややもすると居眠ってしまいそうなほど美しかったです。

実際、近くのお客様から、いびきが少し聞こえたのは残念でしたが。

 

2曲目の7番は初めて聞くでしたが、こちらは短調。

諏訪内さんのヴァイオリンからは緊張感のある音色がホールに響いていました。

諏訪内さんは1曲目から常にピアノの前方、ステージ上手に向かって立たれていたので、客席からは彼女の右半身が正面に見えていました。演奏で力が入る際をどちらかの膝を曲げ、上半身をやや前のめりぎみに曲げられますが、不必要な顔芸とかはなく常に美しいところもいいと思っています。

 

休憩後の3曲目は、9番も初めて聞くでした。

この曲では、最もヴァイオリンとピアノが対等に拮抗して演奏されているとの印象を受けました。

今まで、全く触れていませんでしたが、ニコラ・アンゲリッシュさんとの意気もピッタリでとても心地よい演奏でした。

 

アンコールは、クライスラーの愛の悲しみ。

アンコールも、しっとりとして、とても良かったです。

 

今回のリサイタルでは、P席とサイドバルコニーもステージ横の部分は使っていなかったので、全部で多分1500席くらいですが、80%くらいの入りだったように思います。演奏もホールの音響もよかったのに満席にならなかったのは少し残念でした。