地震におびえたり、
台風がやってきたと思ったら、カラッと晴れたり。
自然には敵わないなと思い知らされる毎日ですね・・。
さて、今日は親子クラスの後、
芦屋市立美術博物館に行ってきました。
以下、ちょっと長文です。
『具体、海を渡る。』良いタイトルだ~!
車の中では、美術館で過ごすことを話しながら。
「美術館にある作品には触っていいと思う?」の問いに、
「だめ!だって、人がたいせつに作ったものだから。」
ぎゃふん!その通りだ。それ以上の答えは無いね。
「作品は誰かが作ったみんなの宝物だから、
触りたくなっても我慢しよう」と約束して向かいました。
具体の作品には、作品の質感が印象的なものが多いので、
こどもたちは気を抜くと触りたくなるようでした。
ですが、こどもたちはすごかった。触りたくなった時は、
「作品と身体の間に少し距離をとる」という方法で、
うっかりでも触れられないようにしていました。
「触らないで!」なんかの言葉を、私は使っていません。
こどもが自分で考えてやったことです。
作品と自分の身体を少し離す、という彼らの姿を見た時、
すごいなあこの子たち!と、感動しました。
作品に触らないなんてルールとしては当然です。でも、
どういう思いを持って触らないようにするか、
そこが大事だと思うのです。
最後に、こどもが美術館に行くということについて。
こどもが来ると、眉をひそめる方が居ます。
学芸員さんでさえも。
「すごいねえ!」とこどもがちょっと大きめの声で言ったとき、
すんごい近くでしいっ!!と言われたこともあります。
美術作品を静かに見るだけが、正しい鑑賞でしょうか。
私は違うと思っています。
人の迷惑になることをしたいわけではないんです。
私もこどもたちも、騒ぎたいわけじゃないんです。
感動した!おもろいと思っている!なんじゃこりゃ!を表すのに、
こどもたちは、「内に秘める」以外の方法をよく使うだけ。
そんなに怒られることじゃないと思うんです。
こどもが騒ぐのを許容せよ!と言っている訳ではありません。
美術館の作品と関係ないことで騒ぎまくるのは論外です。
が、そうじゃない場合。
こどもが作品やその空間に愛情を持って
作品との出会いをおもしろがることを、
大人の物差しで規制してはいけない!と強く思います。
『こどもは小さなおとなではない。』
どこかの本にあった言葉です。
心から、大事にしたい言葉です。
