どんなに時間が経っても | sgtのブログ

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私の座右の銘は2つあります。ひとつは「人の性は悪なりその善なるは偽なり(荀子)」もうひとつは「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくしてそれに執着することである(吉田健一)」


長崎の町は山に囲まれているので
原爆の被害地域はあまり広がらず
死傷者数も広島に比べると少ないという結果になりました



原爆を投下された順番が
たまたま2番目だったということもあり
長崎の注目度はどうしても
広島よりは低くなってしまいます



長崎出身の父は
毎年それに納得がいかない様子でした
「浦上天主堂を破壊したことを
ヨーロッパのキリスト教国に責められるので
長崎への攻撃を大きく取り扱わないように
アメリカが報道に圧力をかけていた」
なんてことをよく言っていました



「長崎はどこへ行くにも不便なせいか、
長崎の人間は何かあっても
表へ訴え出ようとしないで内に納めてしまう気質がある。
本当はすごく痛くても
痛い痛い!と大騒ぎするのはみっともない、
という考え方をする。
だから原爆の被害に関しても、
申告されていない悲惨な出来事が
もっとたくさんあったんじゃないか…」



父なりの義憤なのでしょう
NHKも8月6日ばかり大きく扱って、
9日は隅に追いやられている、とか
よくぶつくさ言ってました
それでもテレビ局にクレームしたりはしない
やっぱり父も長崎人なのです



そんな父も年をとって、
長崎は広島に比べてどうの、とか
さすがに言わなくなりました
それよりも
原爆そのものへの関心が低くなりつつある今
とにかく原爆を知ることが大事だ と



日本は「唯一の被爆国」と
今のところは言っているけれど
まずその国民が原爆のことを知らなくては
過去に起きたことに学ばなければ
あれよあれよという間に被爆国は増えるか
もしくは 日本に第3の被爆地が、
ということにもなりかねない…



このところかなり耳が遠くなり
もの忘れも多くなった父ですが
どんなに時間が経ってもそこのところは
妙にしっかりしています



もうすぐ11時2分です