t合唱団ではエルガー絶賛練習中の現在ですが、
個人の声楽では、また発表会に参加することになりました。
こんど歌う曲のひとつは、
トスティの「セレナータ」
普通科高校の音楽の教科書にも載ってるような超有名曲です。
自分もテストで歌わされた記憶あります。
まさか三十数年ぶりに再会しようとは。
なんか、ワタシのイメージでは
ベネチアのゴンドラ漕いでるおじさんが
朗々と歌うような曲だと思ってたので、
「これはたぶんsgtさんの声に合う」と
言われたときには違和感ありまくりでした。
先生いわく、
この曲は深刻になるのが最もNGで、
軽い声の人向きなのだそう。
たしかに私の声に重みはありませんが…
改めて楽譜を見ると、
こってこてに美しい歌。
覚えやすく平易なメロディは
一切ごまかしが効かない。
とか言ってごまかすテクなんて
持ってないんですけどね。
そしてもひとつ美しいとこ発見。
それは歌詞のレイアウトです。
こんな↓なんですよ。
これは「トスティ歌曲集」の
巻末の歌詞のページに載っていたものです。
ほかの歌は普通の詩のように
左詰めに書かれていますが、
この詩だけがこの形。
(訳詞もそれにならおうとしてますね)
セレナータは恋人に捧げる歌だから、
詩も綺麗な模様のように描いて
愛する人の窓辺に届けたのかしら。
こんな臆面もなくロマンチックなのって
恥ずかしいを通り越してむしろ健気かも。
さすがイタリア男。
曲をつけたトスティも
この詩の形を意識したのでしょうか、
歌はピアノ(p )で始まって
ふくらませて、すぼめて、を繰り返し
ピアニシモ(pp)で終わります。
歌でもひし形模様を描き連ねるんですね。
ただ朗々と歌えばいいってもんじゃなかった…
高校の音楽のテストでは
なーんも考えずに歌ってたなあ(恥)
それから三十年あまり、
少しはオトナらしく歌いたいものじゃのう。
エルガーは英語
発表会の曲(2曲)はイタリア語
頭も口もとっちらかりそうですが、
曲をもらえるって幸せなことだもの、
努力しなくっちゃです。
