
寺に着いて見ると、雪も小降りになってきた。水分の多い、思い雪である。歩くたびに、靴が濡れていく事がわかる。境内は雪と寒さもあってか、ほとんど人もいない静けさ。かがり火を焚くための準備が進められているのか、薪を運ぶ職員らしき人が数人いるだけ。
池のほうへ向かうと、景色一面が雪化粧となっていた。その昔、人々は極楽浄土を思い描き、池や樹木に石などを配置したのだろうか。説明を読むと、本堂に参拝するコースも、現代と違っていたようだ。池から本堂を眺めるように、参拝コースが作られていたらしい。お寺に参拝する事が、極楽浄土へ繋がるように設計されていたのだろうか。
池を周って見ようと思ったが、すでに都会で履いている靴は、雪の水分を吸い込んでびっしょりとなっていた。いろいろな角度からの景色は見られなかったが、静まり返った毛越時を体験できた。
藤原氏が栄華を極めた頃の昔も、、、静かな信仰の地だったのだろうか。