自分のものではなく、コウくんのものを感情のまま 暴れる勢いで投げ散らかしてるのを見て、わたしはひなちのクビ根っこつかまえて……勢いよく
ほり投げたぁぁああーーっ!!
ガッシャーンっ!!
びょぇえええええっ!!
びょぇえええええっ!!
落ち着かせなきゃいけないところを、さらに泣き叫ばせてしまうというね…
なにやってんだか…
腹を括ったものの、なにをどうすればいいのかわからず感情のままにわたしも応戦するしかできなくて。
今思えば、
いやいや…それ以前におまえよ?おかんやろ?
って、はなしなのですが…
たったの2つのことを伝えたいだけなのに…
わたし自身、目的を忘れるほど感情的になってました。
初日は、2人ともぐったりげっそりして、伝えたいことも伝えることもできず終了。1日に何回となく
蒸し返しては泣き喚いて暴れる。
わたしも、あばれる君…///
結局、数日間?いや…もっと…1ヶ月ほどおんなじことの繰り返しで次のひなちの診察までバトルことになる。あたりまえに、毎日宿題を学校でお願いする。日々が続く。
疲れきって主治医の先生に相談すると。
帰ってきた言葉が
◻️同じ土俵に上がってはいけないよ。
◻️一段降りて、イメージとしては常に子どもの足元を見る感じで。
◻️「子どものボロは足元に落ちている。」
これは、後々のわたしがコウひな子育てにおいて名言となった。
◻️感情を殺して
『無』
になれ。
でした。が、最初はなにを言われているのかさっぱりわからなかったのですが、疲れきっていたのも事実なのです。
来る日も来る日も、ギャァギャァ耳元で泣き喚き散らされてこっちがおかしなるわっ!!
……でも…その反面、やっぱり…ひなちの安全をいちばんに考えていたのでどんなに泣き喚き散らかされても 断固として、家から出さないことだけは徹底してきていたことに関しては、わたしは診察までの1ヶ月間がんばり抜いたのだ。
そして、帰ってまたひなちが小さなことでスイッチが入って泣き喚きだしたので、思い切ってシカトすることにする。
今までは、どんなに泣き喚こうが相手してたのに いきなり 『ピタっ』と、背中向けられたのだ。
家の中で2人っきりでシカト決め込まれるほど惨めでツラいことはないだろう…
振り向いてやりたいのを必死で耐えて…
振り向いて、頭なでて慰めてやりたい気持ちを必死で堪えて…
その間、ひなちは背中向けてるわたしに顔中の穴から全ての水分を垂れ流して、なんともきぃいっったねぇぐっちゃぐちゃな顔をして わたしに、
「おがぁ゛ざんっ!!おがぁ゛ざんっ!!
なんれっ?なんれ、ひなちむしすどぅんっ?!
ゆぅでぇよぉおおおっ!!
おがぁ゛ざんっ!!」
びょぇえええええっ!!
びょぇえええええっ!!
どんなに揺さぶられても、はがしてもはがしても食い下がってきてへばりついてくる。
自分がシカトする分には いいが、シカトされるととんでもない状態になる。
数時間経過して、わたしのすぐ後ろで疲れたのか ちいさく スンスン泣いているので、振り向くと…
やっと振り向いてもらえたのがうれしかったのか
必死のチカラでわたしにしがみついて抱きついてきて
わんわん泣いている。
わたしだって…やりたくてやってるんじゃない。
2人でわんわん泣いた。
やっと、落ち着いて。『おうち時間』初日から1ヶ月後に…やぁあっっとっ!!
◻️自転車乗れないこと。
◻️お友だちと遊べないこと。
◻️お友だちを作ってはいけないこと。
を、改めてはなしする。
悲しすぎて、泣きながら必死で泣き叫びたいのを
ひなちなりに必死でこらえて歯を食いしばりながら
涙をいっぱいこぼしながら鼻水も垂らして、
それでも
「うん…」
「うん…」
と、ひなちは必死に自分の感情と闘いながら聞いていた。
話したあとにひなちが
ひなち : ひなち…ひとりこっちでおうちおだなアカンの?
わたし : そんなことするわけないやん?ひなちが、お友だち作らずにガマンして帰ってくるのおかぁさん、毎日ちゃんとおうちで待ってるよ?
ひなち : おうちかえってきただ…ひなち…
ぇぐっ
ぇぐっ
…ヒック…
…へぅっ
ひとりこっちで
…ひぅっ…
あそばなあかんの?
わたし : おかぁさんそばにおるよ?
ひなち : …へうっ…
…へぅっ…
…ヒクっ…
うん…わかった。
…ひょひょひょひょ…
その日から、元々幼稚園の時から登校拒否の傾向があったのだけれど。喘息と虚弱体質もあり、小学校低学年の間はなにかしら毎年1回は入院生活も送り。
スケボーするまでの低学年の間は欠席日数も多いなりにそれでもひとりでがんばって学校に行くようになり。
平日、ダンナが休みの日は学校の門までダンナが一緒に歩いて帰ってくる時は、門まで迎えに行く。というひなちの楽しみを作ることにもした。
2人帰ってくるのを家の門の外で待っていると。
ダンナと手を繋いで、うれしさのあまり。ちょんちょこ うさぎのように跳ねてる姿はなんともかわいらしくて…おもしろかった。


