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書店に行くと、
「雑談」をテーマにした本が
非常に多く並べられている。
そんなことから分かるのは、
どうやら多くの人が
雑談に対し、
苦手意識を持っているということ。
じゃないと多分、
出版社もわざわざお金をかけて
本にしたりはしないだろうから。
だったらそこは取材のプロである
この編集者が
立ち上がろうじゃないかと、
今、この文章を書いている。
とまあ、大袈裟な宣言を
かましたけれど、
実は、キッシーがやっている
雑談の方法って、
マジで大したことをやってなくて
たった2つのポイント
を意識しているだけだ。
で、その2つというのが、これ。
ひとつ目は、
会話とは、話すことより、
聞くことが大事だということ。
ふたつ目は、
とはいえ、話す場合は、
今、感じている正直な気持ちを
相手に伝えるようにする、
ということ。
では、まずひとつ目のポイントに
クローズアップ。
会話とは、話すことより、
聞くことが大事
というポイントについて。
会話が苦手な人が、
口を揃えて言うのが、
「話すのが苦手なんですよねえ」だ。
しかし、実は会話が
盛り上がるかどうかは、
どう話すかより、
どう聞くかにかかっている。
なぜなら「聞く」という行為は
いわゆるその場で言う、
司会進行役だからだ。
だからこそ、雑談が
必要な状況において、
面白い話をしなきゃ!
なんて思う必要は全くない。
「聞く」に徹すればいいわけだ。
じゃあ、その聞き方はどうすれば?
って話なんだけど、
キッシーがよく使うのが、
質問に質問で返す戦法。
例えば、「最近、良いことありました?」
なんて、質問をされることって
無難な会話の中で
よくあるかなあと思うんだけど。
そんなの急に言われても思いつかねーよ!
なんて人もいるだろう。笑
そんな時は、聞き返せばいいのだ。
「ちなみに、
あなたはどうですか?!
なんか良いことありました!?
ぜひ、教えて欲しいです!」
と、そっくりそのまま同じ質問を。
そうすると「話すターン」は、
向こう側へと戻り、
あとは相手が話してくれるのを
待てばいいだけになる。
そして、待っている間に、
自分が体験した
「最近あった良いこと」を
考えれば、完璧だ。笑
その上で、2つ目のポイント。
自分がどうしても話す側に
回らなければいけない場合、
今、感じている正直な気持ちを
相手に伝えるようにする、
ということについて。
これはそのままの意味で、
例えば、話が出てこないなら、
なぜこんなふうに
話が出ないのかとか、
何が分からなくて
話せないのかなど、
もう、めちゃくちゃ正直に
自分の気持ちを相手に
伝えればいいのである。
それこそ、自分を実況中継するみたいに。
そう、良い話や、タメになる話なんて、
全くする必要はなくて、
「私はこういう人間です」と
ただただ伝えればいいということ。
それのどこがいいって、
僕の場合、こうやって
正直な気持ちを
相手が伝えてくれた場合、
誠実な人だなあと、
嬉しい気持ちになる。
グッと距離が
近づいた気持ちにもなるし。
それに万が一、
そんな自分に対して、
それでも無理矢理
聞き出そうとしてくる相手なら、
付き合う必要がないなと
潔く、関係を諦める
きっかけにもなるだろう。
まあ、こんな感じで、
話さなきゃと思うから、
会話は、しんどくなっていく。
タメになる話を
提供しなきゃと思うから、
結局、余計に口数は減っていく。
話せないなら、聞けばいいし、
ありのままの自分の状態を
解説すればいいのだ。
きっとそれだけで
会話は成立するはずだ。
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