昨日、学校から帰るなり息子がこう言いました。
「ママ、明日な友達と3人で映画見に行きたいねん。行っていい?」
一緒に行こうって誘われたと、それは嬉しそうな笑顔で。
誰と行くのって聞くと、○○と○○と行くねんと友達の名前を教えてくれたんだけれど、その一人は小学校時代、やつの事を嫌ってた子だったんですね。
やつは4年生から友達関係がうまくいかなくて、いじめっぽいことも度々。毛布かぶって泣きながら、学校行きたくないっていう事も何度もありました。
そんな時、よーし!休んじゃえ!って学校に嘘の電話して、二人で車飛ばして美味しいもの食べに行ったりして、
「大丈夫。今経験してる事ってきっと先にキミの財産になるから。一緒に乗り越えよう。頑張ろう。」
なーんて言いながら、母としては胃がきゅーーーっと締め上げられるような思いでおりました。
あんまりひどい事があった時は、さすがに学校や相手の家に乗り込もうともしたけれど、自分で解決するからっていう彼の言葉を尊重して、ぐっとこらえて様子を見ていたら、6年生の夏休みを過ぎたあたりから、だんだん様子が変わってきたんですね。
やつは担任の先生にも「俺はどうしたらいいと思う?」って相談に行ったそうで、多分痛い思いもしながら、自分を見つめなおして、みんなとうまくやれるように自分を変える努力をしていたんだと思います。
そうしたらだんだんうちにやつの友達が集まってくるようになって、3学期になった頃には毎日、毎日多い時は7~8人の子供達が学校が終わるとすぐ遊びに来るようになりました。
そしてとうとう卒業前、
「俺、最近友達と遊ぶのがホント楽しいわ。学校もめっちゃ楽しいねん。」
ってすかっとした笑顔で言った時は、私も本当に嬉しくて、やつの頭をくしゃくしゃにしながらちょっと泣きたいのごまかしたりして。
中学に入ってからも、仲のいい友達は毎日のように遊びに来るんだけれど、昨日映画に一緒に行くと言った友達の名前を聞いた時、あらためてすごいなぁって感心したんです。
やつは自分をいじめた相手を責めず、嫌いにもならず、結局仲のいい友達にしてしまったんだなって。
私だったらできただろうか。
なんだか子供を育てるのって、親は教える側だけじゃなくて、本当にたくさんのことを子供からおそわっているんですね。
なんか昨日は息子にちょっと負けたみたいで、悔しいような嬉しいような、でもあったかい気持ちになった夜でした。
でもまだまだ母ちゃんは負けないもんね。(笑)