私の北海道の実家ではたらこが日常的に出ていたため、たらこに対しての敬意が若干足りないフシがあった。

↓↓↓↓↓↓


それからというものの、たらこに対しては最上級の敬意を払うようになったのだが、それでもやはり「北海道ではたらこは普通だよね」という気持ちがなくなったわけではなかった。

しかし北海道出身の友人に聞いても「たらこはそんなにいつもは出てこないよ」ということらしく、先日実家に帰った際も母に「うちはいつも買ってたけど、あまりそういう家もないかも」とのことだった。

なんということであろうか。私はとてつもなくたらこに甘やかされた生活をしていて、そのことをさも当然かのように受け入れていたのだ……! 

そのことを知らずに「たらこってふりかけみたいなもんでしょ?」みたいなことを平気で口走っていたのである。

まるで、世間知らずの貴族のバカ息子が「ふりかけがないなら、たらこをのせればいいじゃないか」と言っているようなものだ。これは非常に恥ずかしい。

ちなみにうちの実家はそんな貴族的な生活をしているわけではなく、むしろ質素に慎ましく生きている一般家庭である。それなのに「鮭フレークとたらこって似たようなカテゴリーだよね」なんて言っているのである。とんだ世間知らずである。

おそらく実家では他のところにはお金をかけないようにして、食事にだけはちゃんと気を使ってくれたということを考えると、それは今の私を作り上げた要因であるだろうし、とても感謝すべき部分だと感じる。

こうして私はたらこに対する気持ちを更に改めて、最上級の敬意を払うようになった。


{CBED2443-4BCA-439F-9CDD-8FEBD607437E}




私はたらこ売り場に向かい、じっと眺めた。たらこは確かに高価だ。でも、ビールを何本か買わなければ十分に買えるレベルだ。

しかし思った。



こんな小ぶりなたらこじゃ、余は満足出来ぬぞと。



たらこを買う日は、まだ先になるだろう。私はそう思ったのだった。



□  ■  □  ■  □  ■  □  ■  □  ■  □

↓絶賛発売中です!


 




 

 

 

□  ■  □  ■  □  ■  □  ■  □  ■  □

 

マイナビニュース連載

アラサーからのダイエット飯

 

Facebook→木村食堂のページ(更新情報+α)


Instagram→木村食堂インスタ


うさ×くま→うさくまインスタ

 

そとメシnoteまとめページはこちら

そとメシnoteまとめページ

 

初めましての方はこちらをどうぞ!


今までのレシピはこちらをどうぞ!