母トミコ(仮名)既にこの世にはいない。
しかし生きている間、数々の伝説を残したので、たまに(己のネタがつきたら)書こうと思う。
その第⑥話
*
母トミコ(仮名)、私の記憶がないとこでも、色々やでかしていたらしい。
先日、あらたなる伝説発覚。
私は己の健やかな成長と、証された悲しい過去にそっと涙ぐむ

それは私がまだ主食『おっぱい』だった頃の事。
母トミコは母乳派だった。
だけどまぁ、そこはトミコだから、私が夜中に腹減って泣いても起きやしない。
じーちゃんが自分のおっぱいを
じゃない、
粉ミルクを与えていた。
(じーちゃん、サンクス)
そんなある日、
母が私におっぱいをあげていると、
どーも左乳だけ嫌がる。
泣き喚き、拒絶。
右乳は平気。
こいつは困ったと悩む母トミコ。

きらーーーん

閃く母トミコ。

マジック取出し何か書く母トミコ。
こんにちはー

僕おっ君
僕ぱい君
僕たちは双子なんだよ~
はい、まずおっ君をぱくっして~
次はぱい君だぞ~
二人とも同じにしてくれないと喧嘩しちゃうぞ~
ええい、喧嘩しちゃうぞ~、ぶるるん、ぶるるん・・・
両胸にマジックでへんな顔を描き、独り芝居をして、左右に胸をゆする母トミコ。
まるで『人間でんでん太鼓』
まだチンパンジー以下の知能しかない頃の私でさえ、
その異常さには、泣くことさえも忘れた。
まさに常軌を逸した行動。
ただ唖然と母トミコを見上げる私。
あぁ、不憫な私。
これがきっとトラウマよ、小4まで牛乳飲めなかった。
牛乳
↓
おっぱい
↓
トミコのでんでん太鼓(顔付)
この深層心理が私を牛乳嫌いにしたんだわ。
今証された真実。
そんなバカトミコ、
じゃない、
母トミコの浅知恵の甲斐無く、左胸=ぱい君を拒否し続けた私だが、
ある日、
いつもは何事も無関心、口を出さないばーちゃんが一言。
トミコ、前から気になってたんだけど、あんた左のおっぱいに、なーんかたくましい毛ぇ生えてるよ。
ほら、そこ!
その一言ですんなり解決したのだった。
毛が嫌だったの、わたくし。
お母さま方、赤ちゃんがおっぱいを嫌がったら、ムダ毛のチェック忘れずに☆