
前回に引き続き、この前の新潟旅行での写真を載せます。
私が訪れた、新潟県十日町市は、今でも古き良き日本の里山の風景が残る場所です。
またここは、棚田でも有名な場所でもあります。
千葉の平地に住む私としては、田んぼ、稲作と言うと、こういった棚田ではなく、
広く平地に広がる田んぼのイメージなんですが、実はこういった平野部に田んぼを作るというのは、
近世になってからだそうです。
もともと稲作に適した土地の条件としては、水はけが良く、水利が良い事だそうです。
水を川から引っ張ってこなくてはならないので、平地より傾斜のついた土地の方が良いそうです。
そして、水はけもやはり、地形に傾斜が付いていないと、
排水が悪くなり湿地となってしまい、稲作には向いていないそうです。
近世になって、灌漑技術が進歩して、水車を利用するようになってから、
平地でも稲作が行われるようになったそうです。
今は田植え機などの機械を使って農作するから、こういう1つの面積が狭い棚田って、
不便だろうな~って思っていましたが、実は自然の地形を活かした、
とても理に叶った農作方法だったのですね。
田んぼだけではありませんが、今はなんでも不便だと力技で、簡単に土地を削ったりして、
元あった形を壊してしいますよね。
こういう事に私は最近ちょっと疑問を感じています。
何故なら、その場所に山や丘があるのには、意味があるんじゃないかと思うからです。
聞いた話しでは、例えば山を切り崩しても、また自然がそれを戻そうとするらしいですよ。
その土地の形というのは、長~い年月をかけて、風・雨水・雪等がその条件合わせて、
作りこんできたものです。だから、人間が人為的に形を変えても、またもとの姿に自然が戻してしまう。
もちろん自然保護の観点からも、簡単に土地を削るのはどうかと思いますし、
そしてまた、その場所の自然条件にあった姿を、簡単に変えてしまうのも、どうかと思いますね。
ありのままの山の地形を活かしつつ、作られるお米。
お米って、日本人の食にとってなくてはならないものですよね~
近世以前の田んぼは、棚田だったわけだから、棚田のある風景こそ、
古き良き日本の食の風景なんじゃないかと思います。
いつまでも、美しい棚田の風景の残る日本であって欲しいです。


