今日は師匠のチームの仕事を手伝った 。

歩きっぱなしで身体は疲れたが、楽しかった。

学生時代を思い出すほど笑って動いた。


作業内容は車両が入れない場所に箱を運ぶだけ。

箱は軽いけど数がハンパない。

人海戦術しかなく4人で運んだ。

通路の入り口でセッティングされた箱を受け取って、奥に設置して戻る、を繰り返す。

歩きっぱなし。

30分程で皆が無言になった頃、師匠が音楽をかけた。

トンタッタットンタッてパーカッションが基本。それに低音とか電子音が重ねられたりしてバージョン違いがずーっと続く。

曲が作業ペースに作用して歩きやすくなった。

そしたら、同じ人と同じタイミングですれ違うし、疲れてて無表情だし、曲だけは軽快だし。

なにこれパリコレ?

ここはランウェイ?

冨永愛氏とか今季のプレタポルテは〜とか。

     ファッションに興味なさすぎて関連用語を知らなさ過ぎる。

     失礼にも程がある妄想

すれ違う度に笑いをこらえてたら不審がられて、妄想を暴露した。そしたら、全員乗ってきた。

箱を置いたらターンして止まって、余韻残しながら帰ったり、観客に手を振ったり。ごっこ遊びをした。

最後にデザイナーの挨拶までしてた。

みんな単調な作業に疲れてたんだ。

すごくすごくアホな作業場になったけど、バカ笑いで疲れがマスキングされた。

うん、アホな脳内を晒してすごくよかった。結果的に。


猫とか、化けの皮とか借りてきた猫とかの皮?余所行きの面の皮?そういうのを被らなくていい仕事場は貴重だ。

誰かへ失礼を働かないように、不織布1枚分くらいの慎重さは忘れずにいたい、自戒を込めて。


なぜ師匠チームを手伝ったか。

土日のシフトは正規スタッフが新人パートさんのOJTから逃げる。頭を抱えてた私に気分転換でもと声掛けてくれた。

人海戦術作業を土曜に用意しててくださった。




この仕事には学歴はなくてもいい。

こういうコースが生きやすい人間がきっといる。

だけど悲しいかな独り立ちってのは狭き門。

一部を除いて賃金水準も低い。

自分の大事な子どもを最初から放り込もうとする親は少ないと思う。入ってくるには本人の意思が不可欠。

だから2月からの新人さん、続いて欲しいんだ。

でも、今の状態では組みたくない。