不作や株仲間による堰(江戸風に言うとね)とやらで
我が家が求める米を自由に入手できなくなって久しい
自宅の周囲3方は田圃という田舎エリアで
店で米を買う世帯のほうが少ない
行動範囲のスーパーの米の棚はスカスカしている
まだまだ随意契約の備蓄米は気配すらない
心配したごんぎつね様方が分けてくれようとするけど
流石に通知なしで30Kgの米袋は置いて行きはしない
ここの感覚が合致して助かったわ
お気持ちだけ受け取ってお断りしている
私にとって米を研ぐ作業は苦痛を伴うものだ
白濁した水と半透明の粒が渦巻く視界や
無数の固い粒の感触と自分の立てるリズミカルな音
動作に合わせて飛び散る匂い
手の皮膚呼吸が出来なくなるような研ぎ汁の密着感が
フラッシュバックの引鉄になる
最後にひとりで米を研いだのは20年くらい前だったな
米を研がねばならない状況では
事情を知る夫や友人が
「米糠は天敵やったよね〜」と手を差し延べてくれてた
我が家が求める米とは
香り米でなく(夫NG)
ブレンド米でなく(息子NG)
銘柄不問の無洗米
ニッチではあるけど当たり前に選べていた
無洗米が棚から消えて久しい
見つけても驚くべきお値段に威嚇される
米から離れたくて離れるんじゃないやい
食事の支度の最初に洗米すると
体調不良起こして続行不能になるのよ
20年ずっと守られていたのだなと
幸せな気持ちのところを狙って落として蓋しとこ