しばらく暖かい日が続いて、こじろうさんは復調していました。
年齢に見合う程度ですが活動的になり、それに伴い食欲が出た様子。
しわくちゃになってしまっていた耳のハリも戻っていました。
日曜日の夕食時には、ケージのごはん皿の上に後足で立って、
網の隙間から鼻先と手を伸ばして、人間の夕食のチーズをねだる程に元気にしていました。
 
 
今朝からの花冷えで、また、しんどそうにしています。
ハムスターズの暮らす部屋はエアコンで室温を保っているため、
調子の良し悪しが本当に気温によるものなのか、判じかねますが、
何か原因はこれなのだと思っていないと、飼い主が行動に自信を失くしてしまいます。
 
こうやって、見るからに高齢化して、ゆっくり旅立つ準備をする子には、
割合冷静な対処をとれるのが常なのですが・・・。
如何せん、こじろうさんは絹毛の日常になりすぎてしまった様です。
 
19時ごろ帰宅すると、ごはん皿の前で横倒しになり、手足は痙攣しておりました。
口は開きっぱなしで、周辺の皮膚は紫色でした。
お腹が上下しておらず、自発呼吸していないことも明らかでした。
咄嗟に服の下へ包みこみ、温めつつ胸部をトントンと叩くこと数回。
こじろうさんは目を開け、身動ぎしたため、30分程、そのまま温めつつスポイトから水分を補給させました。
 
夜半にかけて、少し血色も食欲も戻ってきた様子で、好物のブロッコリーや豆腐、
人参&りんごの絞り汁に浸した食パン、カボチャ団子等を食べくれています。
 
何も考えられず、反射的にやってしまった事ですが、自然界では有り得ない引き止め方をしてしまいました。
彼の安楽な彼岸行きを願っていたつもりでしたのに。
苦しい時間を引き延ばしてしまっただけかもしれない行為に、迷いが生まれます。
次はどうしようかと。
 
生きている、唯それだけの事、その事実が、どうしようもなく絹毛には大切なのかもしれません。