桜のつぼみもほころび、春の訪れを感じる季節になりましたね。 皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。

闘病生活の中では、体調や将来への不安が尽きないものですが、そんな日常の中にふと訪れる「予定外の幸せ」が、私たちを支えてくれることがあります。

昨日は、私にとってそんな不思議で温かい一日となりました。

偶然が重なって、4人で囲んだ居酒屋の食卓

昨日はもともと、妻から「桜を見に行こう、街で何か食べよう」と誘われていました。 ところが急遽、私の職場から歩いて10分ほどの熊本駅で待ち合わせることに。

妻が駅横のビルにある、某大手スマホアクセサリメーカーのショップに立ち寄ったところ……なんと、そこで働いている長女だけでなく、偶然にも次女と遭遇したというのです。

そんな巡り合わせもあり、急きょ家族4人で駅内の居酒屋へ行くことになりました。

お店はそれなりのお値段がするところでしたが、たまにはこんな贅沢もいいものです。実は長女がJR関連の店舗勤務なので10%割引になるはずだったのですが、彼女は用事で先に帰宅。残念ながら割引は受けられませんでしたが、「まあ、たまにはいいか」と笑い合える、そんな穏やかな時間でした。

母の体調と、静かに押し寄せる介護の現実

賑やかな時間の裏側で、気がかりなこともあります。 最近、私の母の体調が思わしくありません。不正出血があり病院へ連れて行ったのですが、いくつか問題がありそうです。

組織検査の結果待ちではありますが、母の年齢や体力を考えると、積極的な治療は行わない方針になるでしょう。自力で歩くことも難しくなり、車に乗せるのにも二人がかりの介助が必要な状態です。

そんな状況を聞いても、正直なところ、私の心に大きな動揺はありませんでした。冷たく聞こえるかもしれませんが、それが今の私の率直な気持ちです。

ただ、現実的な問題は頭をよぎります。 母は病院で「お子さんはいますか?」と聞かれ、「いません」と答えていたそうです。

こんな体調だと、今後の回復から特別養護老人ホームへの入所という道は難しいかもしれません。老人病院への入院となれば、費用は一体どれくらいかかるのか……。今の生活を守るためにも、どうしてもそんな実務的なことが気になってしまいます。

今の平穏が、一日でも長く続くように

病気を抱えながら、家族の将来や介護の問題に向き合うのは、決して楽なことではありません。 それでも、せっかく訪れた今の静かな生活が、少しでも長く続いてほしいと願わずにはいられません。

昨日家族と過ごしたような、何気ない、けれどキラキラとした時間が、これからも私の支えになってくれるはずです。

同じように病や介護の悩みを抱えている皆さんの毎日にも、ふとした瞬間の「平穏」が訪れることを心から願っています。