日々何気なく過ぎていく毎日の中に小さな小さなドラマがあります

今回は電車やバスの車内で起きた勇気をもらった心のふれあいのエピソードです


《あのときのガムの味》


東京都八王子市のOL、Yさんの心温まるお話です


~~7年前、新入社員として気張って仕事に打ち込んいた私

何もかもが絶好調と感じていたのもつかの間、すべてが一転して空回り状態

上司受けの良い反面、お局様の攻撃の的になり、中堅の男性社員からは八つ当たりの壁になり、同僚 には好きな男性社員と親しく話をしていたとかで泣いて責められ、プライベート では失恋

そんな心身ともに疲れきっていた時のこと

残業が深夜におよび、最終電車に駆け込みほっとひと息

窓からネオンや行き交う人の人の姿を眺めているうちに、ふいに涙がポロリ

恥ずかしくて止めようとすればするほどあふれました

そんな私に、向かい合わせに座っていた行商姿のおばさんが、

「食べるかい 
と一枚のガムを差し出してくれました

私はバツが悪くてうなずくのが精一杯

ガムを受け取り、口に入れました


「人生にはサ、いろんなことがあるからサ」

と、一言

その一言が心からうれしく思われ、救われた気がしました

おばさん、あの時のガムの味、決して忘れません

私は今では何か壁にぶつかった時、おばさんの一言を思い出してはたくましく頑張っています

ありがとうございました ~


《お兄さんの肩車》

次は中野区の主婦Mさん(28)からの感動のお話です


~~ 「ママ、せまくてくるしいよぉ」

「うん、もう少しだから、がまんしてね」

本当に、朝のラッシュ時の車内は大変だ

まして3歳の娘は、私の足のほうで必死にしがみつきながら、今にもつぶれそうだった

生まれつき障害のある娘にとって、検診の日はいつもこうだ

右手がないため、手すりにつかまるのも大変

ところが、その日に限っては違った

今年の2月、新宿から五反田へ向かう途中の出来事

私の足元でもがいていた娘の体がスーッと浮いた

「えっ!」

驚く私にほほ笑んだのは、二十歳前後の青年だった

私の娘を肩車してくれたのだった

たしかに、上の方には余裕があった

勇気のいる行動だと思う

娘は状況がわからぬまま、キャッキャッとはしゃいでいた

あの日五反田駅で窓越しに手をふって別れた青年に、あらためて「ありがとう」と伝えたい ~~。


知人がネットに書いた感動するお話です

お時間のあるときに読んで見てください


《 本当は書くべきじゃないのかも知れんが、久々にたまらない思いになった


一応、医者の端くれとして働いている

こういう生業だから、人の死に接するのは少なくない

ちょっと前、診察に訪れた若者に、余命宣告したばかりだ


俺:「誠に申し上げにくいのですが‥・」

男:「はい」


俺:「・‥肺癌です。しかもだいぶ進んでいます。はっきり言います。
1年もつかどうかです」


男:「‥・ガ‥」


俺:「?」


男:「ガーン‥‥・なんちゃって、」


俺:「‥・け、け結構余裕ですね‥・。」


男:「ええ、まあ・‥」


聞けば酒も煙草もやらないというのに、なんとも不憫な巡りあわせであった

ただ.衝撃的な事実を告げられても、この歳でこれほど冷静なのにも驚いた


男:「ああー、参ったな、」


俺:「‥・‥」


男:「あの入院とか、すぐ始めないといけませんかね?」


俺:「ええ、それはもう。すぐにでも取り掛からないと」


男:「うーん。1ヶ月待って頂けないですか。


俺:「何かあるのですか?」


男:「母親が来月楽しみにしていた旅行があるんです。
俺がこんなんだって知ったら、とても安心して行けないでしょう」


俺:「そうですか。ですが、猶予もそうないのが現状です」


男:「ですねえ。参ったなあ。そういや再来月は父親の誕生日なんですよ」


俺:「‥・。」


男:「参ったな。ほんと参った‥・、時間が全然足りないですよ。
まだ、親孝行していないんですよ」


段々と声が震えてくる


男:「両親にいつか生で、オーロラ見せてやるって約束したんですよ。
このまんまじゃ孝行どころか、最悪の親不孝じゃないですか‥・‥。」

他にも、兄弟にああしてやりたかった

友人にこうしてやりたかった

職場で迷惑かける、

など、自分自身の身の上よりもあくまで周囲への迷惑が申し訳ないと悔やんでいた

最後の方は泣き崩れてしまった

こんな状況ですら、他人の事ばかり考えられるような若者がどうして死を目前とせねばならないのたろうか

どれだけ体験したって、決して慣れるもんじゃない

そして、こんな若者一人救えない俺の、不甲斐なさに、一緒に泣いてしまった。》



感動するお話です


今、できることは、

今、やっていきましょう ・・・。

目の不自由な方を、初めてヘルプしたときのことを今でも忘れられない

雑踏の中、いかにも危なっかしくて、「お手伝いしましょうか」と声を掛けた

ただそれだけのことに、ものすごく勇気がいった


さて、先日、街角で見かけたこんな心温まる光景があった

仕事で出先に向かっていたときのこと

いつもの交差点の横断歩道が、工事中で渡れなくなっていた


そこには、一人の工事関係者が立っていて、申し訳なさそうに歩行者に巡回路の説明をしていた


新入社員?それともアルバイトだろうか


真新しい作業着が初々しい青年だった


そこへ目の不自由な若い女性が、やってきた

手には白いつえ、

彼女はいつもと違う気配に気づいたのか、おろおろし始めた

工事の青年に近づき‥・、青年は「この道は通れないので‥・」と説明を始めた

私はその目の不自由な方にヘルプし、手を貸してあげようと思い近づいて行った


と、その時、

工事のトラックの荷台で作業をしていた、ちょっと怖そうな感じのヒゲをはやした茶髪の男性が怒鳴った

『何やってんだ!』

私はびっくりして立ち止まってしまった

続けて、「そんなこと教えとらんだろ!ちゃんと手を引いて渡してあげんかい!」という声が聞こえてた


青年は小さくうなずくと、白いつえの女性の手を取り、道路の向こう側へと歩き始めた

おそらく、いかつい顔の先輩格の男性は普段から自分でもそうしているのだろう

言葉は乱暴だがたのもしく見えた

青年は、女性から何度もお礼を言われて恥ずかしそうだった

手をつないで渡って行く二人の後ろ姿を思い出すたび、いまでもついほほ笑んでしまう^-^ ・・・。