子どもが図書館で

ヘレン・ケラーの伝記を借りてきた。
とてもおもしろいと紹介してくれたので
私もざっと読んでみた。

私も小学生の頃に読んだ気がするけど
うろ覚えだもんなぁ。


読みながら思い出したことも
え!そんなこともあったんだ?!

っていう発見もあって
とてもおもしろかった。

子どもは、
ヘレン・ケラーの人生にも驚いていたけれど
最終的には
付録として紹介されていた
当時のアメリカの少女たちが着ていた
エプロンのついたワンピースや
袖の膨らんだドレスのイラストの方に
心を奪われていた(笑)。

赤毛のアンに出てきたワンピースだ!

と言うので、
あのお話はヘレン・ケラーが子どもの時と

同じ時代の物語だからね、と言ったら
彼女の中で何かが繋がったらしく
深く納得していた。



全くの別件だけど、
最近、

ユーリ・ガガーリンについての本を

読んでいる。

私には昔から
宇宙へ飛び立つことへの強い興味があって、
アポロ計画の写真集を持っていたりもする。

その割に、
人類初の宇宙飛行士であるガガーリンについては
よく知らないぞ、と気付いたのだ。

ガガーリンについて、というか、

ソ連の宇宙開発についての

公開記録は少ない。

今読んでいる本は、
ガガーリンの家族や
共に宇宙計画に携わった人たちへの
インタビューをまとめたもの。

難しい話も多そうだから
読み切れるかなぁと思っていたけど、
めちゃくちゃおもしろくて、
毎日楽しみに読み進めている。


ガガーリンは、第2次世界大戦の最中に
幼少期を過ごしている。

住んでいる村がドイツに攻め込まれ、占領され
恐ろしく過酷な経験をしている。

それでも彼は
生来の陽気さと前向きさ、

芯の強さを持ち合わせており、
悲惨な体験を経ても

その性質は失われることなく、
むしろその体験によって培われた才能も

あったりして、
戦後は

憧れの飛行機に向かって

まっすぐにひたむきな努力を始める。

戦争体験すら

彼の中ではしっかりと糧になっている。


 

 

宇宙に国境はない。国を超えて、まっすぐに、一心に、挑み続けた男性たち、すごいよなぁ、本当に。

 

 

 

 

ヘレン・ケラーも同じだなと思った。


全く違う人生を歩んでいる二人の偉人は、
どちらも

自分の人生に起こった出来事を
余すことなくすべて糧にしている、

という点が共通している。

きっと、他のたくさんの偉大な人たちも
みんなそうなんだろう。


ただ目の前の出来事を受け止め
しっかりとそれに向かっていく。
誰のせいにすることもなく
自分の足で、信じた道を歩いていく。

人生に必要なことは多分それだけで
だけど、多くの人が
それができずに
目を背けたり、足を止めてしまったり
道を踏み外してしまったりする。

それでも、
自分次第でいつでも
自分の道に戻ってこられるんだろうけど。


今、彼らの人生をたどってみれば、
全ての出来事が

ゴールへと向かうための大切な経験だったと

わかる。

だけど、それは、
振り返ってみるから、わかることなんだ。


私の人生のゴールがどこなのかなんて

わからない。
だから、
どの経験を大事にしたらいいんだろう、
どっちに進んだらいいんだろうと
迷うこともあるけれど、
どっちだっていいんだろうな、と思う。

選んでいるようで、
実は私たちは全く選べていなくて
どれを選んでも

同じゴールにたどり着くような気がする。

何がどうなったって
魂が望む方へしか進めないようになっている。

二人の人生の軌跡を見ていて、そう思った。

だから、とにかく全力で

全てを糧にしていくことなんだろうな、と。

それがきっと、幸せへの最短ルート。