今日のブログのお品書き
☆やらかし君子育てが辛いのは何故か、深く考えてみた
☆自分のハンドルを「強引に奪われる」感覚への恐怖
☆自分の中の「黒い箱」にしまった怒りの感情が湧き出る時
全国のやらかしキッズ保護者のみなさん、
今日もお疲れ様です。
休校も終わりに近づき、
連日続いた「やらかし君シリーズ」もそろそろ落ち着きそうな気がしています。
読んでいただいていつもありがとうございます
この休校中のやらかし君との関係性が
どうしても辛く苦しいものだったのですが
こんなに苦しいのは、いったいどうしてなのか?
ということが、ほんの少し見えてきたので、ここでまとめてみます。
という感覚や経験がある方には、
ぜひ
「ある一人の体験談」としてお読みいただければ嬉しいです。
まず最初にお伝えしたいのは、
子供に対してイライラしたり怒りを感じることの根底には
愛情や責任感があって、
真剣だからこそ、大切な存在だからこそ
どうでも良いと思えずに
苦しんだり不安になったりするものだと
自分自身に照らし合わせて
考えています。
悩むのは、大切だから。
苦しむのは、本気だから。
子育てに限らず、恋愛でも仕事でも人間関係でも、
どうでも良いものにはそれほど苦しまないと思うのです。
苦しみがあるのは、
大切なものだから、だと私は思います。
では、この怒りってなんなの?
って思うんです。
できれば無くしたい。
できれば軽くしたい。
そんな想いで、少し自分の中を深く掘ってみました。
①自分という「人間」のハンドルを、半ば強引に奪われている感覚が苦しい
産後の授乳や、
1~2歳の目を離せない時期の子育てをしていると
自分の時間を作れないことはもちろん
睡眠や食事、排せつや入浴など
生きるために必要なことが自分のペースでできなくなって
赤ちゃんに完全にこちらが合わせる
生活になりますよね。
それが成長とともに、
少しずつ母親自身の時間を持てたり
ゆっくり眠れるようになったりして
自分の人間性を取り戻した
という感覚が、私にはありました。
この休校中、小4の息子は、
自我の強さと同時に赤ちゃん返りのような強い甘えを見せました。
もちろん、環境の変化によるもので、彼が悪いのではありません。
テレビを見ては私を呼びつけ
暇だと言っては私を呼びつけ「暇だからなんとかして!」と怒鳴り
もてあましたストレスや感情をむき出しにぶつけ、
「来てよ!来いよ!」と乱暴な口調になり
乳幼児のように身体を延々と触り続ける
私の24時間を乗っ取ろうとされているようで、
ハンドルを強引に奪い、無理やり操縦されているような
息苦しさがありました。
そして完全に自分の思い通りに動かしたい存在として、
思い通りにならないと些細なことでも
大声で怒鳴り、身体を押したり蹴ったりと
乱暴な態度をとられ続けました。
ネットの記事などで
「休校中のお子さんが我がままになっても怒らないで、受け止めてあげて」
などよく書いてありますが
それ・・・無理。こちらも生身の人間だから


②自分の中の「黒い箱」にしまった怒りの感情が湧き出る
このような状況で、常にストレスを感じていたのですが、
さらに気になっていたのは、
自分の奥底から湧き出てくる怒りの感情は何なのだろう
ということです。
まるで奥底に黒い箱があって、
刺激を受けると蓋が開き、
湧き出てくる強い怒りの感情があると、
感じていました。
これはきっと、
今までに解消できなかった、過去の怒りなんだろうと、
私は思っています。
前回の投稿にも書いたのですが、
家族と暮らしていた当時、
両親の私への「完全管理型育児」が苦しくて、
自分の中に消えない痛みとして残っていたことを、
自覚しています。
独立して大人になってからも、
子供のころ親(主に父親)に言われたこと、された行為を
夢で思い出し
叫びながら目を覚ます
ということがたびたびありました。
今振り返ると
自分を個人として認めてもらえない
感情や意思を大切にしてもらえなかった
という想いだったと感じています。
両親にしてみれば愛情たっぷりに育てたつもりで
おそらく愛情や幸せの考え方が私とは違っていたのだろうと
今は考えています
子供が産まれてから、不思議に思ったんですよね。
「私、こんなに大声で人に怒鳴ったり怒ったり、する人じゃなかったのに。」
大人相手だと、仕事でもイライラすることはあっても
「コラー!!」


なんて、般若のような顔で叱り飛ばしたり、しないですよね
自分でも驚くような強い怒りが奥から出てきたのは、
箱に入れて蓋をしていた過去の悲しみや怒りが
感情を揺さぶられることによって
噴出してきているように感じました。
とても大切な相手で、責任も感じているから
不安になるし、必死になる。
そんな必死な時に、
ハンドルを奪われたり、
ストレスにさらされたことで、
自分の奥底の黒い箱の蓋が開くのだろうと
感じています。
では、この苦しさをどうしようか???
まず、物理的に息子と離れるように心がけました。
夫にも協力を真剣に訴え、(何度も何度も)
帰宅を早めてもらったり、
土日は夫と息子で過ごすようにしてもらったり
私は別室で過ごし、寝室を分けたりして
息子が私に感じている「完全一体感」のようなものを、
軽くするようにしました。
心の中の黒い箱に関しては、
もっと子供が小さかった頃の方が、
辛かったように思います。
少しずつ吐き出したり、
「相手を許さないことを、自分に許そう」
と決めてから、時間をかけて軽くなってきました。
ちょうどこの苦しい時期に、
友人でもある作曲家の星園祐子さんの新しいCDが手元に届きました。
心の中の闇を歌ったそのCDの「 Misty Night 」という曲を聴いた時、
祐子さんが
「一緒に海の底で溺れよう」
と言ってくれているような気がしたんです。
光の射さない暗い海の底で、
一緒に波にゆられているような気持ちになりました。
暗くて静かで、でもあたたかく、
孤独なのに安らかな気持ちになれる
そんな闇の中にいるような気分になれたのです。
今回、まるでシリーズ化したかのような
「やらかし君」の子育てのお話を、
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
文章にすることで、
自分を客観視できたり振り返ることが可能になった気がしています。
もし同じような苦しみを感じている方がいらっしゃったら、
ほんの少しでも参考になったり、
こんなケースや感じ方もあるんだと
読んでいただけたら嬉しいです。
普段はオーガニックな食材を使った自然派料理教室を主宰しているのですが、
試行錯誤の末に編み出した
「男子育てに活かす風林火山」の記事はこちらです↓↓











