【松原靖樹さん・コラム転載】「脳内独り言」が世界観を決めてしまう。 | かおりーぬのこべやから

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毎週金曜日は松原靖樹さんのコラムを

カオリーヌが

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発言からその人の心理、考え方、物の見方がわかるということはよくあって、
言葉と心理の関係というのは歴然とあります。


なんだけども、もっと渋くあるのが
自分が頭の中で言っている独り言が、自分の世界観を決めてしまうということ。
簡単な例えだと、
 「なんかダルいな」
と頭の中でよく言っているのなら、
極端に言えば「世の中でやっていくというのはつまりダルいんだよ」という
世界観を持っているということです。
単純に思っているだけではなく、
世界はそういう風にできているという決定思考をしているということ。


ネガティブな言葉だと、どんな世界観を持っているのかとってもわかりやすい。
んだけども、
ポジティブな言葉が脳内で紛れもなくこだまし続けているのなら、
それもネガティブな場合と同じような世界観が築かれているということです。


 「頑張ろう、やればできる!」
という言葉の背景には、頑張らなければできない、
やってもできるかどうかわからないという心理がある。
人にそういうことを発言して伝えなくても、
世の中は難しいことで溢れていて、自分はなかなか上手くできない・・・
と言っているのと同じ効果があります。
つまり世界はそういう風にできているという誤解と錯覚しているということです。



ネガティブはもちろん、無理にポジティブになってもなんだか違う。
じゃあどうしたらいいんだ?という話になると思う。


この独り言理論?は自己啓発の世界では珍しいことではなくて、例えば


  毎朝「死ね死ね死ね死ね」と紙いっぱいに書かれた文字を見続ける


とどうなるか?みたいなことが言われていたりして、
当然のこと、どんどん自分らしく生きられないようになっていく・・・・
なんていわれています。
だから自己啓発の世界では、
毎日「できるできるできるできる」とか「素晴らしい素晴らしい」とか書いた紙を
トイレかなんかに貼っておくと、一定の効果があるんだよ〜・・・
なんていうウソが広められたりする。


独り言が決める世界観は、ネガティブでもポジティブでも、
どちらも自分はできないという前提や
劣っているという錯覚からスタートするのでやっても無駄。


脳内独り言で大事なことは、
「どうやったらできるんだろう」
「自分らしくあるためにはどうしたらいいんだろう」
という前提を含む言葉にフォーカスすること。
成功を前提とした独り言ではなく、そうあるようにできるという独り言にする。



人によっては・・・・例えば少し前までの僕なんかは
質問や疑問を想定して、それに対する答えを探る知的模索を脳内でよくやっていた。


知的模索を、質問をしなければならない、疑問を持たなければならない
前提が自己否定につながる考え方というのがあって
(難しいのでここには書かない)
そういうことに気がつかずに脳内独り言が進んで、
イロイロなものを発見して知的欲求が満たされると、
それが何かしらの問題になっていることに気がつく人はそうそういないから、
世界観が自分にとって誤った方向で定着してしまうことがあります。


これは直感とかインスピレーションも同じことがいえて、
ちょっと右脳を使うことを覚えたり、
長けてくると積極的に直感やインスピレーションを使おうとするのだけど、
これは無意識的感覚(言葉ではないので独り言にはならない)によって
やはり世界観を限定してしまうことにつながります。



脳内独り言は、
自分が存在する世界が「これこれこういう世界だ!!YES!!」と
決め付けてしまう大きな力を持っています。


他にも知覚が狭いとか、
資質が発揮されていないというときに世界観は限定されたり、
ブロックや思い込み、経験の反復による誤った確信によって
狭すぎる世界が作られてしまったり、
いろいろと人間ってなんだか残念・・・・的なことをやってしまうのだけども、
その取っ掛かりとして世界を広げるのに最も役立つのが脳内独り言です。


脳内独り言から、自分の可能性と世界を狭くしている独り言を省く。
(まずはどんな独り言が多いのか気がつく必要がある)
それができたら、次はできる方法や、自分らしくあることを独り言にしていく。


そういうことの積み重ねが、いざというときに、
自分がなにができるか、やったらいいのか、自分らしくやれるのか?
ということを左右する理由になるわけです。


脳内独り言は、自分が定期的にどんな言葉を使っているのかを
専門家を使ってもいいのでよく探る。1年に1、2度ぐらいはやったほうがいい。
不都合や、不整合のある言葉を使っていることが明らかになったら即座に止める。
いつも自分ができることを言葉に直して独り言化してみる。


そうやってひとつの世界観が定着したら、
また次の、そのときに必要な独り言を脳内でつぶやいていくことにする。
その積み重ねが自分にとっての正しい世界観を強化して
適切で力強い自分王国を作ることに、最も地味に貢献するということです。





松原靖樹

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