ハワイのホノルルでは今、ホテル従業員のストライキが続いています。
今日(10月21日)で12日目に入ります。
ストライキしているホテルは、シェラトン・ワイキキ、
シェラトン・プリンセス・カイウラニなど、マリオット系のホテル。
従業員がホテルの前で小規模なデモをしていて、
そのホテルではチェックインが遅れたり、
サービスが滞ったりしているそうです。
なぜデモをしているの?
デモをしている人が持っているプラカードに、
ONE JOB SHOULD BE ENOUGH
1つの仕事で十分
と書いてあるので、その意味を聞いてみました。
「ふつうは、1つの仕事をしていれば、十分生活ができるはずだけれど、
ホテル従業員は賃金が低くて、いくつもの仕事を掛け持ちしなければならないのです」
ホテルの仕事だけで十分に生活できるように、
賃金を上げることを求めている、ということでした。
ホテル従業員の賃金はいくら?
デモでもらったチラシによると、
ホノルルで時給22ドルは、低所得に分類されます(米国住宅都市開発省による)。
ホノルルで2ベッドルーム(キッチンつきリビング+寝室2つ)を借りるためには、
時給39ドルをもらわないと生活できないそう。
ホテルは記録的な利益を上げているのに、
従業員へ還元していない、というのが彼ら、彼女らの主張です。
デモが長引く中、ホテルは急きょ、時給23ドルで
3日続けて働いたら300ドルのボーナスをつける、
という求人を出し、応募者が殺到したとか。
チラシの最後には、こう書かれていました。
Hawaii's visitors pay a lot of hard-earned money to hotel corporations.
観光客のみなさんは、必死で働いて得た大金を、ホテル企業に支払っています。
Don't let them hog the money you bring here.
彼らにあなたのお金を独り占めさせないでください。
Help us make sure that a fair share of your dollar goes to the people of Hawaii.
みなさんのお金が、ハワイの地元民にも公正に分配されるように、力を貸してください。
これから、デモはどうなるのでしょうか。
ホテルを利用する観光客として、気になります。
それにしても、アメリカでは22ドルで低賃金とは!


