バイオリン指導歴15年
さかいバイオリン教室
さかいゆみこ です。
初めましての方は
よかったらこちらもどうぞ↓
おはようございます。
バイオリンやピアノなどを習っていると
誰でも上手になりたいと
感じながら練習していると思います。
今回はバイオリンについてですが
ピアノなど他の楽器でも共通するので
ご参考になさってくださいね。
曲全体の譜読みが終えると
最初は一つ一つゆっくり弾いてたのが
曲にも親しみが出てきて
楽しく速く弾きたくなるものです。
楽しんで弾く分には良いですが
まだこの段階は
完成しているわけではありませんね^^
この時期は大体の人が
速く(本来の速さで)弾いてしまうのですが
練習としてはあまり良い練習ではありません。
譜読みが終わると「もう弾ける」と思ってしまいますが
ここからどれだけ丁寧に曲に取り組めるかで
曲の仕上がりが変わります。
なんとなく弾けるようになればいい
というのであれば
この段階で仕上がった
とするのもいいかもしれません。
しかし、私のレッスンではここからが大事です。
なんとなく弾けた状態で
次に次に行ってしまうと技術もつきませんし
いくら先に進んでいっても上達してるかは疑問ですし
どこかで必ず大きな壁にもぶつかります。
技術をつけないまま進んでいくのは
いったいなんのために習ってきたのだろうと
思いませんか?
そんな風にならないために
練習にかける時間や労力
毎回のレッスン謝礼
いろんなものを大事にしていきたいですよね。
何年も続けていくことなのでなおのこと。
どのように練習を積み重ねていくかで
3年後5年後が変わっていきます。
特に始めて間もない頃は
譜読みの時は楽譜を読むのに一生懸命になり
弓の持ち方などフォームが崩れやすくなります。
譜読みが終わったら、もう一度基本に戻り
◯弓の持ち方は大丈夫か
○弓はななめになっていないか
○弓を置く場所はズレてないか
◯楽器の構え方は大丈夫か
◯楽器が下がっていないか
◯音符の長さ、リズム、音程
などを確認。
その上で
◯ヴィブラートのかけ方
◯fやpなどの表情付け
◯伴奏や他のパートはどうなってるか
を考えて音楽の理解、曲の理解を深めます。
かつ、これらのことをテンポを落として
かなりゆっくり正確に弾けるようになって初めて
速く弾いてもできるようになるのです。
このゆっくりの練習が一番苦手という人が
多いのではないでしょうか。
ゆっくりゆっくり弾くなんて
とってもじれったく
とても地味な作業の連続。
私も最初はどうしても速く弾いてしまい
できませんでした^^;
でもこれが一番の近道なんですよ。
譜読みが終わると弾けるような気がするので
なんとなく速く弾いてずっと練習しがちですが
実際ゆっくり弾いた時に
できてないことが多いです。
「できない」という基準も様々ですが
◎ヴァイオリンの本来の出るはずの音が出せているか
これがまず第一ですね。
◎ゆっくりでも美しい音で弾くこと
とも言えます。
このシンプルなことが
どれだけゆっくり丁寧に
一つ一つ確認して練習できるか
これにかかっています。
ゆっくりできるようになると
少しずつテンポを上げていって
最終的に本来の適切な速さで弾きます。
なので譜読みから本番までトータルで考えると
8割以上はゆっくりの練習
といっても過言ではありません。
ゆっくりの練習というのは
最初は嫌なものです。
大人も子どもも同じように感じます。
本来の速さから考えると
スローモーションで弾くようなものですから。
子どもたちの場合は付き添いのご家族にも忍耐と思います。
でも、そこをじっくりゆっくりしてみることで
子どもたち本人にも忍耐力、集中力と持続力も付いてきます。
バイオリンに限らず
何かを身につける過程では「忍」も必要です。
子どもたちだけでは投げ出してしまうこともあるでしょう。
そこをお家でも忍耐強くサポートしてあげてくださいね。
必ず子どもたちの未来に繋がりますから。
※サポートの仕方は子どもたちの学年によって変わってきます
時には声掛けだけ、時には見守るだけ、バランスも大事ですね^^
伴奏もバイオリンに勝手につけてくれるものではなく
バイオリンとピアノ(伴奏)の共同作業があって
音楽を仕上げます。
(初心者の生徒さんはピアノの先生が合わせてくださります)
私のレッスンではアンサンブルも重点を置きますので
ソロであっても伴奏があるということは
アンサンブルなんですね。
一つ一つの曲にかける時間は少し長いかもしれません。
その分、技術もつきますし演奏にも深みが出てきて
得るものが多いです。
せっかくの練習を実りあるものにしたいですね。
ゆっくりの練習に慣れないうちは
なんの意味があるんだろう
と、つまらないかもしれませんが
そこを乗り越えると
さらに楽しく弾ける技術がつきますよ。
せっかくの時間を使って練習をするんですもの。
技術がつく練習を積み重ねていきましょうね。

