鬼部長からの呼び出しで、職場へ夫婦で向かうことに。

夫・光良の復職を話し合う審査会の結果を聞きに行くのだ。


結果を伝えるだけならば、なぜ私まで呼び出されるのか…

考えがマイナス思考におちいりそうになる自分を必死で

ひきとめ、ネガティヴになったら部長の思うツボだ!と

ひらきなおる。


シリーズの過去ログとお約束はこちら。

http://hama-sush-jp.pro/joyblog/entry-10020580503.html


車で職場に向かう。


復職が決まれば、来週から彼は出勤することになる。


もし審査会でダメだと言われれば、

期限付きのお休み続行となる。


どっちの結果が出ても、私は彼をサポートするのみだ。



しかし、彼の職場…


ネチネチ支店長鬼縞部長


待ち受ける銀山支店に近づくにつれ、

私は頭痛やら腹痛やらに襲われた。


ストレスのせいであろう。


うう、カラダって正直だなあ…。


がまんできないほどではないので、

精神力でカラダをねじふせて、職場に入る。


来訪者用スリッパを履く。

彼は自分の下駄箱から、室内履きを出して履く。


受付で来訪を告げると、おなじみの空気の重い応接室に

通される。



もう、4度目かしらねここに来るのは。

でも、いつまでもなれないねー。



支店長がにこやかに、


「やあやあ。

休暇はどうだったかね。映画とかは見たかね」


とデフォルトのあいさつ?を。



うーん、審査会の結果を早く聞きたいんですけど。


光良がぶぜんとして見えるほど、落ち着いて答える。


「映画は見てませんけど」



「そうか?長い休暇だから、奥さんと映画でも

見てんのかと思ったんだけどね!」


なぜか映画にこだわる支店長。

自分が、映画鑑賞がシュミなのだろう、と想像する。



「基本的に家で過ごしていました。

散歩や日用品の買い物はしましたし、

ドクターから積極的に出かけろとの許可が

出てからは、遠出してみたりもしました」


光良が、冷静に答える。


この人たち相手にキレていたら、

血管がいくつあってもたりはしない。



「でな、審査会の結果なんだけどもさ」


ゆっくりと、支店長が書類を取り出す。


だから、結果を先に言ってくださいよ!

ズバリと!!


「結果は、まあオッケーということで」



復帰が承認されたのか!


…あのぅ、理想としては、会ってすぐに


「復帰が承認されたよ。

よかったね。

上司としてもサポートしていくから、

また一緒にはたらいていこう」


みたいな言葉があってもいいのじゃないですか。


そんなの理想ですか。


まずそういう言葉があってから、

休暇中にどうすごしていたかをきけばいいじゃないか。


なぜ、この人たちはこんなにもったいぶるのか。


忙しいいそがしいと言っているのだから、

さっさかすませてくれればいいのに。



…部下のために多忙な中、時間をさいてくれているのだ…



そう感謝しようと思ったんだが、なぜか出来ない。


ムリ。


だって、やっぱりくどいんだもの!!


地獄の4者面談●リターンズ、につづく