さて医学部のアメフト部である…


私が新入生だった時代、アメフト部は


「アメフトは激しくて若いときしかできない!

青春をアメフトに燃やそうじゃないか!」


(↑あくまで先輩の勧誘文句なのでほんとかどうかは

知りません…)


このようなワイルドかつパッションあふれる勧誘文句で、

多くの男子をイチコロにした。


それはそれはたくましかったので、

女である私もついついアメフト部に入りたくなるほどだった。



女人禁制であったし、入れたとしても

キツさに音を上げていたと思うけれど…。



そして入部を決めた男子は、ほかの部活に間違って

さらわれないように両脇を屈強なアメフト部先輩に

かかえられ…


とらわれた宇宙人、でも3人とも人間みたいなっ!


フォーメーションで部室に去っていったものである。



アメフト部は厳しかった。


対外試合に負けると、

後輩は先輩の出した無理難題をのまねばならなかった。




たとえばあるとき、大学対抗試合に負けてしまった部員たちは

先輩から



「1週間以内に全員ボウズ金髪にしてこい!」


と命令をくだされた。



体育会だから先輩の命令は、どんなにバカらしくても絶対である。




これがふつうであれば、金髪にするほうがラクであろう。


だが、ここは医学部。


金髪どころか、ちょっと茶髪にしただけで


「おまえふざけるな!」


と実習室からしめ出され、試問も受けられなかったりするほど

身だしなみにキビシイのだ。




同級生に、どうするの?ときいてみた。



彼の答え。


「ん?罰のこと?

それならオレ、金髪にするよ。


だってボウズだと

のばすまで時間かかるけれど、


金髪だったら部活のときだけ

キンパツにしました!

って先輩に見せておいて、


実習や講義のときは

黒くそめればもとのまんまじゃん」



とのこと。


なるほど!でも、めんどくさい!

と思うわたくしだった…。




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