出会いから1年半ほどが経っていたでしょう。

ある日私から彼にこう提案しました。

 

「ねぇ、明日からうち玄米菜食にしない?」

 

すると彼は、

 

「玄米菜食? 何それ? うまいの?」 と。

 

だから私はこう答えました。

 

「うん、ちょー美味しいよ!」と。

 

 

こうして私たちは、玄米菜食のマクロビアンになりましたウインク

 

今から12年前、2006年頃です。

 

 

その変化のスピードたるや、

今振り返ってもものすごい勢いで、

 

我ながら、私が夢中になった時の瞬発力と

集中力はすさまじいものだと感心します。

 

 

私は自分を動物に例えたら、

 

絶対、馬、

しかも白馬、

 

だと信じてますが、

 

自分の興味があるものに対してのみ、

まさに草原を風のように疾走する白馬の特性が、

無限にわいてくる感じがします(笑)

 

 

その日を境に、

 

我が家から動物性のものがなくなりました。

 

調味料は一新され、

 

高野豆腐や車麩、海藻、豆といった食材が引き出しにあふれてきました。

 

発酵食に夢中になり、あれこれ実験しながら手づくりしはじめたのもこのころです。

 

食材が変わると、調理法や器具も変わってきます。

 

炊飯器や電子レンジが姿を消し、かわって、土鍋や蒸し器、お櫃といった風情ある子たちが増えていきました。

 

当時の私にとって、そういう変化のひとつひとつが、

 

「自然と調和し丁寧に暮らす」

 

ことに繋がる実感があり、

 

本当にわくわくと取り組んでいたのを、

いま思い出して胸がきゅんとなりました。

 

あぁ、あのときの喜び、失ってたな、、、。ショボーン

 

 

そうそう、

 

食事をかえはじめたら、すぐに体調の変化を感じました。

 

まず、頭痛がなくなりましたね。

 

あぁ私っていつも頭が痛かったんだなと気づかされたというか、

 

頭痛がなくなって、

頭が痛かったことを知る、

 

という感覚でした。

 

他にもいろいろ、全身にちりばめられていた「不定愁訴」が少しずつ緩和していくのを感じ、

 

あぁ体調がいいってこんなに気持ちのいいことなんだ!

 

と、とってもシンプルに気づけたものです。

 

 

体重も面白いように減り始め、

 

肌ツヤもよく、

 

長年手放せなかった便秘薬をやめ、

自力で便が出た時には思わず感動してしまったほど!

 

なんせ中学時代から飲み続けていたピンクの小粒、

やめるにも勇気がいったけど、本当にやめれてよかった(笑)

 

 

そしてこの体調の変化は、

私だけでなく、もちろん彼にも訪れました。

 

 

体から痛みが減り、イライラや怒りが減り、体重も減り、

 

 

なんだか調子よくなってきたととても嬉しそうだった彼の姿が、今でも目に浮かびます。

 

 

部屋のそこかしこにヨガやマクロビオティック関連の本を置いておきましたから、彼はそれを手に取り、私とは違った観点、哲学や理論からその世界観にはまっていきました。

 

久司道夫、桜沢如一、石塚左玄、とどんどん時代をさかのぼって興味を広げていったのも彼の方でした。

 

 

そうこうしていると、ふたりともお酒もたばこも必要なくなり、自然と禁煙、禁酒の流れに。

 

あれほどの依存も中毒も、やめることができるんですね。

 

※お酒は4年ほどやめてましたが、今はまた好きでよく飲んでいます。タバコはそれ以降吸っていません。

 

 

こうして、食の選択が変わったことがきっかけとなり、

 

私たちふたりのライフスタイルは、180度方向転換、まるっと健康志向、自然派へと変わっていきました。

 

 

私は34歳、彼は43歳。

 

これまで信じてきた「常識」をいったんわきに置き、

 

古く新しい本質的な知識、

そして価値観に触れ、

 

変化していく時期がはじまったのです。

 

 

***つづく***

 

 

私が幸せでありますように。

あなたが幸せでありますように。

すべてが最善に導かれますように。

 

魂の喜びと癒しがすべての人に訪れますように。