「妊娠への渇望」を胸いっぱいにしながら、
私は、夫と、そして彼との愛を育むことを、
心から楽しんでいました。
ですが、、、
私が望み描いたシナリオ通りには、
事は進みませんでした。
それが起こるべきタイミングで破綻が起き、
そしてその破綻は、
私に強い思いを抱かせました。
「ひとりになりたい」
「もう無理だ」
「夫と離婚する」
極端な話ですが、
私の中で、「私」というものを支えていたすべての存在が、ガラガラと音を立てて崩れ落ちていくような感覚でした。
価値観の崩壊、とでもいうのでしょうか。
これまで大切だと思っていたことが、
その価値を失っていくさまに、
誰よりも自分がいちばん圧倒されました。
目の前に広がっていた、
色彩豊かな世界が、
一気にモノクロに変化してしまったようで、
私は心を失っていきました。
強い力に押し流されているようでもあり、同時に、大いなる力に支えられてるようでもあり、
私は、その時感じたままに、
破壊への道をまっしぐら突き進むことになります。
夫の心を深く傷つけ、「おだやか家」をそばで支えてくれていた仲間に大きなショックを与え、悲しませ失望させ、遠ざけてしまった私。
そのあと、「おだやか家」活動終了のご案内を出したことで、その波紋はますます広がっていきました。
このころ、私に会った皆さんには、ずいぶんと個人的な話を聞いてもらいました。
どうにか教室を運営してましたが、
実際は心も体もふらふらで、
精神はアップダウンを繰り返す
躁鬱の状態になっていました。
ついつい、夫の至らない点ばかりにフォーカスして、
また、この暮らしがどれほど大変だったかをわかってもらいたくて、
素晴らしい思い出はわきに追いやり、辛かったことばかり話してしまったこともありました。
セクシャリティについて、スピリチュアリティについて、これまで以上に私の中の解釈が広がり、
「私はこんなふうに生きていきたい」と、わきあがる思いを正直に、必死に(笑)話していたかもしれません![]()
そんな私の話に耳を傾け、それぞれの思いをシェアしてくださった皆さん。
応援してくださる方もたくさんいました。
だけど、悲しんだり、動揺してしまった方も多かったです。
私たちの離婚を聞き、何人もの方が泣いてしまいました。
あのとき、悲しませ、
泣かせてしまって本当にごめんなさい。
皆さんにとって、それだけ、この場と、
私たち夫婦の存在は大切なものだったんですね。
私はあのとき、
その価値を見失っていました。
10年以上思いを寄せて実現させてきた夫とのこの暮らしが、
豊かで幸せなものだったはずのこの暮らしが、
いつしか私を追い詰め、苦しめるものになってしまっていたことに気づき、私自身、どうしていいか、わからなくなってしまったんです。
***つづく***
私が幸せでありますように。
あなたが幸せでありますように。
すべてが最善に導かれますように。
魂の喜びと癒しがすべての人に訪れますように。