【モロカイ・モノガタリ】6
むかし、むかし、紀元900年ころ、
ハワイのモロカイ島のカアナの丘で
フラが踊られておりました。

踊っていたのは、ライライ家の人たちです。
踊っていいのは、ライライ家の人たちだけ。
ライライ家以外の人にフラが伝えられることはありませんでした。
これが、フラのはじまりと言われています。

ライライ家の人たちが、
初めてフラを踊ってから、
五代くらいが経ったとき、
あまりにフラが好きで、
あまりにフラが上手だった娘がいました。
カヴェラニという、一番末の妹でした。

一番上の兄は、カヴェラニにラカという名前を与え、
これまで禁じられていたフラを人に授けよと、
ラカを旅に出しました。

ラカは、双子の弟オーロヘと
島から島に渡ってフラを教えていきました。

ラカ

ラカのフラは、あまりに美しかったので、
多くの人がラカについて、
フラを学んでいきました。
そして、フラがハワイに伝わっていきました。

弟オーロヘのフラは、あまりに滑らかだったので、
ハワイに伝わる格闘技ルアのもとになったとも言われています。

いつからか、大変残念なことに、
カアナの丘は、隠された場所になってしまいました。
そして忘れられ、真実を留めているのは、
長い長いチャントだけになってしまいました。

それから、何年も、何年も経ってから、
クムフラ・ジョン・カイミカウアが、
カアナの丘に伝わるチャントを詠み込んで、
導きの鳥に促され、隠された丘を見つけ出し、
再び、美しい丘に整えました。

カアナ

そして、一年に一度、カ・フラ・ピコの式典で、
カアナの丘を讃えることになりました。

そこは、いまでも、扉には鍵がかかって閉ざされた地。
私達は、一年に一度だけ、カ・フラ・ピコの日に
丘に上がることができます。

丘の向こうには、青くて深い海と空。
ひんやりとした空気は、
むかし、むかしの、そのままのように感じます。

祝福の雨が、私達を迎えてくれました。
Mahalo nui loa.
Laka

ハワイ大研究

夏休み、ハワイに行く子も、行かない子も、
ハワイ大研究をやってみよー!
異なる文化を学ぶことは、面白くてワクワクすること。
人が好きになって、世界が好きになって、
違うって面白い、知るって楽しいと感じることができると思う。
それって、素敵なことじゃない?

ハワイ大研究は、私達、
jojony Aloha laboが案内人をいたします。

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