愛は食卓にある



このコトバ、聞いたことありますか?


『キューピー3分クッキング』で使われているコトバです。


わたしは食いしん坊だからかな。


このコトバ好きなんですよね。



あ、どうも、別格です。



このコトバ、首がもげるほど同意しかないし。




結婚していた時代


甲斐甲斐しく


元夫の好きなものを作っていた。


遅くなっても彼の仕事の帰りを待って


一緒に食卓を囲んだりもしてた。


でも、夫婦関係がこじれてきて


食卓を囲むことが少なくなって


元夫の好物は冷蔵庫にしまわれるようになった。


愛は冷えた。


さらにこじれて、


文字通り食卓をひっくり返されることもあった。


愛は壊れてしまった。


それでもあきらめきれずに


離婚して家を出るときには


元夫の好物を冷蔵庫に入れてきた。


後日、冷凍してあった鶏ごぼうごはんをチンして泣きながら食べたと聞きました。


でも愛を温め直すことはできなかった。


今思い返すと肝まで冷える黒歴史ですが(笑




そんな経験もあってか


愛は食卓にある


っていう思いが強くなりました。




とはいえ、


好物だけを並べる食卓や


一緒に囲む食卓だけに


愛があるって思ってるわけではありません。


誰かの愛もあったら


それはそれでもちろんよろこばしいけれど


まずはじぶん。


その食卓にじぶんへの愛が感じられるかどうか。


それが大切です。




お誕生日のごちそうはもちろんだけど


年越しのそばの代わりのやきそばや


お正月のお雑煮や


お気に入りのパン屋さんのタルティーヌや


行きつけのラーメン屋さんの塩野菜ラーメンや


閉店しちゃったレストランの綺麗な前菜や


フルーツパーラーのチェリーパフェや


暖炉で焼いてくれるポークステーキや


フレンチを食べたあとのジンギスカンや


焼きたてのお餅の味噌田楽や


茹でたてほかほかのカニや


柚子が入ると美味しくなる紅白なますや


サービスエリアで食べる鯵の唐揚げや


寒い冬に食べたくなるスープパスタや


KALDIのキャロットラペや


無限ピーマンより美味しいピーマン炒めや


一枚目に命をかけるすき焼きや


貸し切り状態で食べまくったさくらんぼや


塩かタレで悩むエンドレスラムチョップや


辛さが物足りなかったスープカレーや


二日連続で訪れた三段重ねの割子そばや


日村さんもお気に入りのもつ煮うどんや


何時間も待ったのに普通だった桃パフェや


食べ終わりたくないテッパンのモンブランや


くるみがアクセントのチョコレートケーキや


公園で食べたパンダおむすびや


最後は杏に決まってるだろ的な釜飯や


真っ先に喜ぶ顔が浮かぶ長崎カステラや


温かい一杯の緑茶でさえ。


ここには書ききれないような


毎日の毎回の


特別な日のごはんにも


普通な日のごはんにも


愛はあるんですよね。


あったんです。



愛は食卓にある


ほんとええコトバだな。



ほとんどのひとは


生きてさえいればいつかおなかが空きます。


いただきますが続くひとはいつもの食卓へ、


おなかいっぱいでごちそうさましたひとは


新たな食卓へ。


いつでも愛は食卓にある。


愛を喰らおう。




わたしは今日も愛するわたしと食卓につく。


さて今日は何を食べましょう?


そうだそうだ!


昨日のわたしが冷蔵庫に入れておいてくれた


トマトのマリネサラダという名の愛を


受けとらなくちゃな。


キリッと冷えてて美味しいヤツなんですよ。



ちなみに。


「そこに愛はあるんか?」という


アイフルさん的考え方や


「すべてのコトバな愛はある」という


お師匠様的考え方もあるので


なにを選んでも


この世には愛しかないっぽいよ。


ではまた。