本日は8月18日。

8のつく日は薬師如来さまの御縁日にちなんで、薬剤師うめこのこれまでを振り返っています。

8月は3回に渡って不妊治療編をお届けしています。


前回のお話はこちら→ 不妊治療編 その①


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「罪悪感」からスタートした不妊治療。

この罪悪感。

不妊治療においては厄介なんですよね。



今日はそんな厄介なエピソードをいくつかご紹介。



不妊治療って、結構頻回に病院に行かないとならないし、ホルモン値や卵子の状態などで通院の目処がたちにくいんです。

なので不妊治療には周りの協力が重要になってくるんですが、罪悪感があるから周りに言えなくて。

職場に秘密にしたまま通院するのは大変でした。

通院するために嘘をついて、さらなる罪悪感を重ねてしまうんですよね。



不妊治療の原因。

結論から言うと私たち元夫婦にはこれと言った原因がなかったんです。

でも、原因を調べているときは「相手に原因があればいいのに」と考えてしまう自分もいました。

罪悪感を相手になすりつけたかったのかもしれません。


不妊治療と言えば、高額な治療費。

夫婦のことなんだから、折半、または夫に頼ってもいいことなのに、ほぼ全額、私が負担してました。

タイミング法、人工授精まではいいんですけど、体外受精ともなると結構な額なんですよね。

自分でホルモン剤を注射しなきゃならないとき、簡単なペン型の注射剤と、昔ながらの注射器で吸い取る注射剤があったんですが、お金のことが気がかりで、楽なペン型を選べなかったりもしました。

新幹線で通院していたので交通費も嵩みましたね。

東京に不妊治療に長けた漢方医がいると聞いて、しばらく通院してたこともありましたっけ。


「治療費出して」って言えなかったなー。

罪悪感をお金で消し去ろうとしてたんでしょうか。



タイミング法。

排卵日に合わせて【スル】方法のこと。

これも「今日、排卵日なのでお願いします」って言うのがしんどかった。

相手がその気じゃない時もあるだろうし、疲れてる日もあるだろうし。

もちろん恥ずかしい気持ちもあるし。



でもね、本来は協力的であるべきところなんですよ。

妻側が排卵日を知らせることはしても頼むべきことではないんですよ。

でも私には罪悪感があったから、【スル】ことをお願いするというスタンスだったんですね。

これ、女性としての尊厳が失われていくんですよね。

愛し合う行為がかなしくなっていくんです。

だから、タイミング法から人工授精になったときは、ホッとしました。

だって、病院にくる日時を指定するのは医師ですから。


よくある話が、兄弟や友人の妊娠・出産が喜べないという話。

私も経験しました。

家族写真付きの年賀状を破り捨てたこともあります。

義妹の妊娠・出産も喜べませんでした。

義妹の妊娠・出産を喜ぶ元夫や義両親が腹立たしく思うことさえありました。

たまごクラブひよこクラブのCMも耳障り。

なにを見聞きしても当てつけにしか思えなくなる。

そんな器の狭い自分に罪悪感が増していき、そんなイヤなことを思う自分に子どもが授かる訳がないと不安を募らせる。

自分を嫌いになっていく。

これ、本当にかなしいことだった。

喜べなくてもいいのにね。

喜ばしい気持ちがない訳じゃないけど、喜んであげられないときは誰にだってある。

そんなことさえわからなくなってた。



罪悪感。

振り返ってみても本当に厄介だったな、と思います。

ばかだねー、わたし。

でも一生懸命でした。



そうそう。ひとつ補足しておきます。

罪悪感があってもなくても、子どもを授かるか授からないかには関係ありませんからね。

あくまで、不妊治療をする上で厄介だった、というお話です。



この続きは28日に。

ではまた。